「タカ派ですらない」古谷経衡が語る高市政権

「タカ派ですらない」古谷経衡が語る高市政権

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お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜11:30~15:00)12月29日の放送では大竹まことが冬休みのため、作家の古谷経衡が2025年を振り返る東京新聞の記事を取り上げた。

古谷経衡「高市政権が誕生して少し時間が経ちましたけれど、よく”タカ派”だと言われているんですけれど、タカ派ではないと思うんですよね。僕の中でタカ派の政権は中曽根さんとか、小泉純一郎さんとかあの辺り。高市総理本人の発言ではないけれど、例えば最近の「核兵器を持った方がいい」みたいなのも、あれを1番挑発しているのはアメリカですからね。あれは戦後秩序への大変な挑戦であって、中曽根さんとか小泉さんはそんなことしなかったですからね。だからタカ派というよりは非現実的な人たちというか。台湾有事の発言についても、歴代の内閣が踏襲してきたものをひっくり返すというか、タカ派の路線すら踏襲していないんですよ。だから僕はタカ派というか、タカ派ですらないかなという気はしますけどね。今のところは発言が問題になっているだけで、実行的な何かをしているわけではないという話もありますけれども、漣は立っているという気はしますよね」

砂山圭大郎アナウンサー「古谷さんの専門分野ではないですが、いわゆる『責任ある積極財政』『財政拡張』路線で、今市場金利が上がり始めて……という中で、どうなっていくかですよね」

古谷「責任ある積極財政というのは税収の裏付けがあることを言ってると思うんですけれども、そこまで超積極財政ではないですよね。放漫に近いけれど、かつてのコロナ禍の方がよほど出動していたし、平成期の歴代政権についてもかなり建設国債とか刷ってましたから。超積極財政ではないと思うんですよね。国債発行も石破さんのときから10倍になったとかそういうわけでもないので、ある程度準則の範囲内な気はします。『責任ある積極財政』も4割程度なんじゃないのと私は思います」

砂山アナ「来年はどうなりますかね、中国とどうなるのかというのもありますし……」

古谷「ASEANとかどうしても会わなければならないイベントが外交日程ではあるので、そういうところで少しずつ時間をかけていくしかないと思いますけどね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~15時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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