アメリカ出身初のローマ教皇はトランプ大統領に批判的
2025年も色々な出来事があった。12月30日「長野智子アップデート(文化放送)」では、毎日新聞論説委員の小倉孝保が世界の重大ニュースをわかりやすく解説した。
鈴木「アメリカ出身初のローマ教皇が誕生しました」
小倉「今もかなりこの問題が話題になっていて、アメリカ出身初のローマ教皇だということで、アメリカ大統領のトランプさんは凄く歓迎していたんです。しかもトランプさんは保守系だからカトリック系と非常に相性が良いところもあったんですけど、最近、ローマ教皇が非常にトランプ批判を強めているんです」
鈴木「日本ではあまり報じられませんよね」
小倉「それは移民の問題なんです。アメリカでトランプさんが移民をかなり強制的に追い返したりしてるじゃないですか。それも中南米の人が多いですよね。ローマ教皇のレオ14世さんはペルーで長く活動されてきた人なんです。またペルー国籍も持っている人で中南米の意見を反映するようなことが多くて、あまりにも人権に配慮がなさすぎると言って強くトランプ政権を批判しているんです。だからアメリカ出身初のローマ教皇といっても決してアメリカのトランプ政権が期待するようなことにはなってないんです」
鈴木「レオ14世はご両親が南米系ですよね?」
小倉「ご本人はシカゴ出身なんですけど、ペルーでの活動が長いんですよね」
鈴木「お父さんの祖先がフランス系とイタリア系で、お母さんの祖先がスペイン系とハイチあるいはドミニカ共和国などのルーツのようです」
番組では他にも小倉孝保が2025年の世界の重大ニュースについて語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。番組の「ニュースアップデート」のコーナーでお伝えしています。
「長野智子アップデート」は平日午後3時~5時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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