【第102回箱根駅伝】早稲田大学・鈴木琉胤選手(4区区間賞)〜往路終了後インタビュー〜

【第102回箱根駅伝】早稲田大学・鈴木琉胤選手(4区区間賞)〜往路終了後インタビュー〜

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――初の箱根駅伝を走ってみていかがでしたか? 
「初めての箱根駅伝で、知らないことばかりでした。直前までコースもわからなかったのですが、それでも山口智規(4年)さんや主務の白石(幸誠、4年)さん、花田監督が『大丈夫だ』と言ってくださった。夏合宿も怪我の影響で半分しかできていなくて、不安がすごく大きかったが、大会が近づくにつれてその不安が少なくなり、すべてを振り切った状態で走れたのが勝因かなと思います」
――いつ4区に決まった? 
「1週間前です。チーム状況もあってどこを走るかがわからない状態でした。箱根駅伝も見てはいましたけど、ちゃんと全部を見たのは去年が初めて。そこまでコースがわかっていない状態だったんですけど、楽しんで走ることができました」
――区間が決まってからは、どんな準備を? 
「区間が決まってから、地図で見たり映像を見たりして確認しました。さすがに来年走るので観たほうがいいかなと思い、親にも言われたのもあって観ました。早稲田を応援しながら観ていたんですけど、すごく楽しめた。今年は実際にこの舞台に立って、去年とは違った思いでした。初の箱根路、初めての現地で、20.9kmをすごく楽しく走り切れました」
――夏合宿が半分しかできなかった中で、不安をどう解消したか? 
「焦らずに出雲・全日本をひとつずつ消化していって、その中で少しずつ距離が伸びていくので、その合間に距離走を入れていきました。仮想夏合宿じゃないですけど、秋に夏合宿を取り戻すような形でやれたと思います」
――緊張はありましたか? 
「あまりなかったですね。1年間ずっとそばにいた山口竣平(2年)さんと襷リレーだったので、僕らは“愛のバトン”って言っていたんですけど、それを受け取るつもりで待っていました。走り終えた先には工藤(慎作、4年)さんがいて。高校も同じ頼もしい先輩が待っていてくれたので、20.9km、いろんな人の顔を思い浮かべながら楽しく走れました」
――実際に襷を受け取る時、渡す時はどんなやり取りでしたか? 
「竣平さんは怪我で去年より万全じゃなかったので、『去年より遅いけど、あとは頼む』と言われました。終わった後も『ありがとう』って言ってくださって。工藤さんは我が道を行くので、あとは“名探偵”に頼んだってことで、解決してくれるのを待っています」
――下りのコースについて、主将の山口智規選手から声をかけられたそうですね。
「『案じなくていい。怖がらなくていいから、鈴木琉胤という名前を箱根路、大学駅伝に残してこい』とずっと言われていました。タイムというより『挨拶代わりに区間賞とってこい』って軽く言われていたんですけど、それが逆に力になって、緊張が抜けて楽しく走れました」
――SNSではすでに“なんだこのルーキーは”と話題です。実感は? 
「沿道の声もそうですし、花田監督も主務の白石さんも声をかけてくださって。ハッシュタグが『#RUIFIRST(ルイファースト)』で、“夢中にするぞ”って言ってくださったのがすごく残ってます。ラスト10キロぐらいで声をかけてもらって、残り10キロはそれを繰り返しながら走れました」
――ラストは区間新も見えていたが、監督からは? 
「ラスト1kmを『2分45秒でいけば』って言われたんですけど、ちょっと動かなかった。でも1秒差なので、ギリギリ2分45秒ということで許してもらいます(笑)」
――ゴール後、監督が“グッドポーズ”をしていましたが見ていました? 
「はい。任された区間を想定以上で走れたので、僕がここに置かれた意味は示せたかなと思って。“よかった”ということかなと受け取りました」
――序盤は抑えめ? 
「めちゃめちゃ抑えて入ったんですけど、意外と速くて。タイムは気にしないで走ろうと思って、時計もほとんど見なかったです。直前に花田監督から『タイムを気にせず、自分の感覚を信じろ』って声をかけてもらっていたので、その通りに走っていたら、気づいたら意外といいタイムでした」
――好記録を実感したのは? 
「10キロ通過が29分ぐらいかなと思ってたら、28分ちょいで『速っ』と思ったんですけど、結構余裕があったので、記録は出そうだなって。落とさなければ出ると思ったので、上げるというより“落とさない”を意識しました。先輩たちが繋いできてくれた襷を落とすわけにはいかないですし、4区は名探偵の前なので。先輩からもらって先輩へ、というところで少しでも恩返しできればと思っていました。沿道の声援も後押ししてくれました」
――声援の大きさは実感しましたか? 
「ずっと声が続いていたので、途中までは“すごいな”くらいに思っていたが、橋のあたりで一瞬途切れた時に、耳が『キーン』となる感じがした。あの声援がどれだけすごかったかを感じました。そこからラスト踏ん張れました」

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