【第102回箱根駅伝】駒澤大学・谷中晴選手〜レース後インタビュー〜

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――走り終えた今の気持ちは
「監督が7区に選んでくれて出走する形になりましたが、期待に応えられず正直悔しいです。状態を十分に上げられなかった中で今できる走りはできたと思いますが、満足はできません。ただ、くよくよしている場合じゃないので。チームの優勝はまだ諦めていないので、ここから先は応援やサポートで後押ししていきたいと思います」
――100%で本番を迎えられなかった要因は? 
「11月末から箱根に向けた合宿の前にぎっくり腰になり、合宿に出遅れて入りました。途中から練習に合流しようとしたところで、今度は前ももの肉離れをしてしまい、結局2週間以上、走れない期間ができました。12月中旬からようやく練習を再開しましたが、箱根まで10日ほどしかなく、準備期間が足りませんでした。体力も筋力も落ちた状態で練習を始めたので、一つ一つの練習がハードで疲労も残ってしまい、結果として練習量が足りなかったと思います」
――山川選手もぎっくり腰になったが、原因は? 
「練習の強度が高いことはもちろんあるが、大前提として姿勢の悪さがあると思います。自分も山川さんも腰の反りが強くて、そこにハードな練習が重なったことで故障につながったと感じています」
――キャプテンとのタスキリレー、復路の流れについては
「往路が思うようにいかなかった中で、復路は“1人1分ずつ詰めて優勝しよう”というプランでした。伊藤(蒼唯、4年)さんが区間新レベルの走りで流れを作ってくれて、自分と菅谷(希弥、2年、9区)を4年のエース達がはさむ形のリレーでしたし、自分も青学との差を詰めて襷を渡したかったのですが、思うような走りができませんでした。それでも山川(拓馬、4年)さんが笑顔で迎えてくれて、すごく嬉しかったし…(涙)。本当に感謝しています」
――チームが不安な中で他の選手にかかるプレッシャーはあったか? 
「12月初めの合宿で、山川さんと佐藤(圭汰、4年)さんが故障し、自分も11月末から12月中旬にかけて、ぎっくり腰と肉離れで半月ほど練習を空けてしまい、体力も筋力も落ちてしまいました。全日本で主要区間を走った3人、つまり自分と山川さんと佐藤さんが2区候補だったので、その3人が故障したことでチームの士気が下がったのは間違いないと思います。そんな中でも、他のメンバーも諦めずに状態を維持してくれたり、上げてくれたりしていました。そこには感謝しています。山川さんをはじめ、4年生の先輩方も怪我があっても諦めずに取り組んでいて、その心の強さに自分も感化されました。最後まで諦めなかったことが、箱根に合わせられた要因だったと思います」
――2区を走りたい思いは? 
「全日本の状態からそのまま練習を積めていれば、監督からも総監督からも『お前が2区に行くんだ』と言われていたので、心持ちも2区にシフトして走る予定ではありました」
――レースは悔しい結果に。練習不足が影響したか? 
「間違いなく練習不足は最初から出ていました。去年も直前の2週間前ぐらいから背中が痛み出し(のちに疲労骨折と判明)、合宿自体は積めていましたが本番で良い走りができなかった。ただ今年は合宿すら積めず、練習量でいえば去年より明らかに積めていなかったので、結果としては仕方ない部分もあります。総監督からも『練習は嘘をつかない』と言われた通りで、特にハーフは練習がものを言う競技だと思いました」
――7区を走ると告げられたのはいつか? 
「12月中旬に復帰したタイミングで、『もう2区は無理だから、走るとしたら7区か10区』と言われました。圭汰さんの状態と自分の状態を見たうえで、自分が7区という判断になりました」
――2区を目標にしていた中で、7区に出走したことに関して
「走らせてもらえること自体が、監督からの信頼だと思います。そこには感謝しなければいけないと思っていましたし、その信頼に恩返しする走りをすることを一番に考えていました」
――4年生は引退。先輩たちへの思いを聞かせてください。
「山川さんをはじめ、圭汰さん、帰山(侑大、4年)さん、伊藤さんと、競技に対してストイックで、お手本になる選手たちです。そういう先輩方に最後、勝たせてあげたかったですし、少しでも自分が追い風になる走りをしたかったです」
――来年以降、チームの中でどんな存在になりたいですか? 
「来年からは桑田(駿介、2年)と自分、菅谷、坂口(雄哉、2年)など、もちろん一つ上の先輩方もいますが、特に自分たちの学年の4人がこれからの駒澤を引っ張っていかなければいけないと言われています。今回の反省を踏まえて、練習内容や体の状態、監督とのコミュニケーションを見直していきたいです。『陸上IQの高い選手になれ』といつも言われているので、監督たちの期待に応えられる選手になりたいですし、学年としてもこれからの駒澤を引っ張っていかなきゃいけないと思っています」
――今後の意気込みを
「まずはコンディションを戻すことを第一に考えます。都道府県駅伝や学生ハーフ、丸亀ハーフも控えているので、そこで一度調子を戻して本来の走りを取り戻したい。これからは自分たちの学年がチームを引っ張らなければいけないと思っています。桑田に負けないように。出雲では桑田が悔しい思いをしたんですけど、箱根で返してくれたので。(箱根は)自分がこういう結果になってしまったんですけど、もう一度しっかり頑張りたいと思います」

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