「一人一花 in 能登半島」石川県七尾市石崎町の住民に聞く
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。
この三連休は大荒れの天気となっています。10日は日本海の低気圧が急速に発達しながら北東に進み、そのあと11日~12日にかけて強い冬型の気圧配置となり、大雪の目安となる上空1500mで-9度以下の寒気が東日本や西日本の太平洋側まで南下しています。強い寒気が流れ込む影響で、日本海側では猛吹雪や大雪、晴れた太平洋側でも暴風に見舞われました。東京・八王子でも11日には最大瞬間風速25.8mを観測、前に進めないほどの強風が吹きました。
12日昼過ぎにかけて北日本から西日本の日本海側を中心に広い範囲で大雪となる見込みで、猛吹雪や暴風、高浪、大雪による交通障害に引き続き警戒してください。
さて、今日の「防災アワー」は能登半島地震から2年、石川県七尾市石崎町の「一人一花 in 能登半島」についてご紹介しました。
奥能登では建物が解体されて更地が目立つようになった所も多くあります。


そこに花を植える「一人一花 in 能登半島」という活動が行われています。

地域住民の手で花を植え、地域の人々がつながりを深めるという目的もあるそうです。
七尾市石崎町。和倉温泉に比較的近い場所ですが、その空地に去年9月石崎小学校3年生の子供たちや近隣のみなさんがこの活動のアンバサダーでもある俳優の常盤貴子さんと花を植えました。
私が11月末に取材した時は、まあるい花壇の横にベンチも置いてあり、皆さんが休めるようにもなっていました。その後、花の植え替えもされたそうです。

常盤貴子さんと一緒に花を植えた七尾市石崎町のまちづくり協議会・大松博一会長、竹内祐子さん、民間災害ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」の澤田愛さん、野崎和江さんにお話を伺いました。
「植えた時にはこんな素敵になると思わなかった。花に興味がなかったが…以前は素通りした場所を見るようになった。常盤さん、感激しました。きれいすぎて」「草ぼうぼうのところより癒される、景色が変わったわね。椅子も置かれて地域住民が集まって定期的に茶話会も」「石崎のメイン通り、こちらにみんなが植えたお花があるだけで癒されます」「いつも目がいく。雑草ばかりより、町の様相は一変した」
「外からみなさんに来てほしい。復興復旧が進んでいくと思う。現状も知ってほしい。和倉が復興しないと復旧復興が進まない」「こんなことがあったことを忘れないでほしい、ニュースで取り上げてほしい」
大松さんによると石崎町も人口が減っていて、住民票を移さず、仮設住宅や金沢などに移った人も少なくないそうです。奥能登の復旧復興のためにも和倉温泉に多くの人に来てほしいと話していました。

聞き逃した方はradikoでぜひお聞きください。
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子
