衆議院選挙の投開票は2月8日を軸に検討、経済優先との両立を目指す。

衆議院選挙の投開票は2月8日を軸に検討、経済優先との両立を目指す。

Share

1月14日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏が、高市総理が短期決戦での衆議院選挙を検討している背景などについて解説した。

森永氏「多くの国民からすれば『物価高対策なんて言ってるわりには選挙ばかりやってるじゃん!』という感覚になる。そこに対して『何を争点に戦いに行くんですか?』と」

寺島尚正アナ「高市総理が検討する衆議院選挙は、2月8日投開票の日程が軸となる方向で、異例の短期決戦となる公算が大きくなりました。
2026年度予算案の審議への影響をできるだけ抑え、経済最優先とする政権運営方針との両立を図る狙いからです。
総理が最速日程にこだわるのは、26年度予算案の審議への影響を最小限に抑え、
経済対策を最優先とする基本方針との一貫性を保ちたいからだと言います。
衆議院選挙となりますと、年度内成立は難しくなるものの、最短の投開票とすれば、それだけ予算案を早く成立させられる可能性はあります。
史上最短の16日間政治空白への影響を避けるためということですが、自民党内でも議員バタバタみたいなね、こういう日程なんですね」

森永康平「いわゆる選挙やるってなった場合って、当然諸々の準備とかですね、『ロジ』みたいな運動も大事になってくるわけですけども、それをやっぱり直前まで結構内々に、そんなに大っぴろげに言わずにやってきたっていうことがあって、なのでかなり自民党もバタバタだし、野党サイドからしても急に不意打ちされると準備ができないというところで、相手だけがバタバタならいいですけど、自分たちもバタバタだと。
ただやっぱり、今回何を想定にするのか、みたいなところがすごく大事になってくると思っていまして、高市さんの立場からすると、石破政権の時に閣議決定された骨太の方針に基づくような予算があり、その審議を2月~3月とかにやっていくと、高市さんからすると自分の話じゃない……自分の話じゃないって言ったらちょっとあまりにも違うイメージを持たれますが」

寺島「でも決められてしまった予算ってことですもんね?」

森永「責任はあるんですよ? 責任はあるんですけど、自分の話じゃないし、みたいなところをガンガン野党から国会答弁とか詰められて、そこでやっぱり自分でやったもんじゃないですから、答弁がそんなしっくりこなかった時に支持率が多分どんどん下がっていくと思うんですよ。
そういうのを考えると今の内閣支持率が非常に高いタイミングのうちにパッと選挙をやってしまって、それなりに勝って、その体制で自分の内閣としてやりたいっていう気持ちは、高市さんの立場からすれば分かりますけども、ただそれはあくまで政治家の立場から見たらそうですよね?」

寺島「『自分たち』ってことですね?」

森永「こういう政治イベントが好きな国民は選挙みたいなイベントがあったら楽しいんでしょうけど、そんなのは一部の人だけであって、多くの人からすると政治がどうこうっていうより、目先の生活ですよね。
2022年ぐらいから物価が上がってきて、物価高対策だなんだって言ってる割には衆院選があったり参院選があったり総裁選があったりみたいな感じで『何も進まずに選挙ばっかやってるじゃん!』みたいな感覚になる国民は多いはずですから、そこに対して『何を争点に戦いに行くんですか?』と。ここが果たして与野党と共に各政党が何を打ち出してくるのかな? っていうところが気になる部分でありますよね。
経済優先とは言いますけど、見る人からすれば『経済優先なら選挙なんかやってないで!』っていう気持ちになる人も当然多いでしょうし、このあたりどう整合性つけていくのかと」

寺島「我々の耳に残っているのは『責任ある積極財政』。ここから何かって感じなんですかね?」

森永「だからそこも考えてみると、結局奇しくも物価高で税収が上がっているんで、『プライマリー・バランスの黒字化が見えてきました』みたいな話もあるじゃないですか。それはもちろん石破政権の予算とか諸々の話があるんで、全部が高市さんの話じゃないんですけども、ただあんまり詳しく分かってない人からすると『責任ある積極財政』って言っときながら『プライマリー・バランスが黒字化です』みたいな話になると、『何なのこれ?』みたいな話になってくると思うんですよね。『それが責任あるです』っていい方に誤解する人もいると思いますけど、ここらへの整合性を取る意味でも高市さんはやっぱり『自分の体制としてやりたいから選挙をやるんだ』。でもそういう政治の細かい話をわかってない国民からすると、『何か選挙ばっかやって国民の経済後回しになってるじゃないか』と。玉木さんなんかはまさにその発言を早速してたじゃないですか。そこがまあひとつ、野党側からすると突くポイントになってくるのかなっていうふうに思いますよね」

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


おはよう寺ちゃん

おはよう寺ちゃん

月~金 5:00~8:00

その他の主な出演者

NOW ON AIR
ページTOPへ