安倍晋三元総理の銃撃事件、山上徹也被告に無期懲役 藤井氏「妥当な判決だと僕は感じましたね」
1月22日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、木曜コメンテーターで京都大学大学院教授の藤井聡氏と寺島尚正アナウンサーが、安倍晋三元総理大臣の銃撃事件に関するニュースについて意見を交わした。

藤井氏「『不遇な人は他人を殺す権利を得ることができる』なんて裁判所としては認められない。そんな権利はない」
安倍晋三元総理大臣の銃撃事件で殺人などの罪に問われた山上徹也被告の裁判員裁判で、奈良地裁は21日、「卑劣で極めて悪質な犯行だ」として、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。被告が問われた全ての起訴内容を認定した。
判決は、母親による世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への多額献金で生活が困窮した被告の生い立ちについて「不遇な側面は大きいといえる」と述べた。一方、「犯行に大きく影響な影響を及ぼしたとは認められない」と判断した。
寺島アナ「『生い立ちは不遇な側面が大きいが、殺人行為の意思決定には大きな飛躍がある』、『生い立ちの影響を大きく認めることはできない』、『手製銃は十分な殺傷能力があり、大勢の聴衆が集まる演説会場で発射して公共の安全を大きく脅かした』、『犯行態様の悪質性・危険性は他の事件に比べて著しい』、これが判決のポイントといわれていますね」
藤井氏「妥当な判決だと僕は感じましたね。まず、『生い立ちは不遇な側面は大きい』というのは、判決文では『殺すかどうかということの意思決定に影響を及ぼすものではない』と。これは別の言い方、意地悪な言い方をすると、仮にこれで許されたとしたら次のようなことになるんですよね、『不遇な人は他人を殺す権利を得ることができる』と。それは裁判所としては認められない。そんな権利はない。だから、殺すかどうかということの判断には影響を及ぼすものではない、と。そりゃあそうでしょう」
寺島アナ「妥当な判決ということですね」
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