【アナコラム】砂山圭大郎「ミラノの静かな盛り上がり」
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!
▼2月13日配信号 担当
砂山圭大郎アナウンサー
まずミラノにいる本来の話題から。
自分の年齢も関係していると思うのですが、今回はキャリアの終盤を迎えている選手たちの動向が気になります。
まずフィギュアスケートの坂本花織選手。
今季での引退を表明しています。
SP(ショートプログラム)の曲、「Time To Say Goodbye」は、まさにそんな今季を象徴するような曲で、演技内容からも競技への愛や感謝が感じられ、冒頭の「タ〜イムトゥ…」という歌い出しから、もうグッときてしまいます。
フリーの曲、「愛の讃歌」は引退するシーズンに使おうと思っていた特別な曲で、想いの詰まったこの2曲を滑り終わった後、坂本選手がどんな表情を見せるのか?
やり切った!という顔で終わって欲しいです。
そして、高木美帆選手。
9日の女子1000mは銅メダルでした。
今季序盤から苦しんだ中でメダルを獲得できて嬉しかったのも束の間、いざ表彰台に上がると悔しくなってきた、と。
世界のトップを走り続けてきた選手ですが、最も得意な1500mで五輪の金メダルがありません。
前回北京の1500mでは、レジェンド、オランダのビュスト選手(当時35歳)がここ一番のとんでもない集中力で金メダルを掻っ攫っていきました。
高木選手にもそんな姿を期待してしまいます。
ここから、少し話題は変わりますが…。
イタリアには(大学生の時に)一度来た事があり、その時の印象は騒がしい国。
イメージとしても陽気な国でした。
ただ、今回のミラノで印象が変わりました。
北イタリアだからか。冬だからか。
ミラノは静かで、非常に落ち着いています。
パリの人は、五輪のロゴが入ったTシャツを着て街を歩き、スタジアムで歌い、熱狂的なパーティピープルだと思いました。
イタリアに関して、もっとそうなんだろうと思っていたら、ミラノでは(関係者以外)ほぼ誰も大会のロゴが入った服を着ていません。(ファッションの街だから?)
客席で大合唱というようなこともありません。
では、盛り上がっていないのか?というと、公式ショップには長い列。
五輪マークの撮影スポットも列が途切れることはありません。
静かな盛り上がりは、ミラノが「大人の街」だからなのか。
それとも、今回は4エリアでの分散開催なので、熱気も分散しているのか?
このあたりの空気感を、残り10日で掴んでから日本に帰りたいと思います。
会場の写真は制限があるため、X ではミラノの日常写真といいますか、遊んでいるような写真ばかり載せていますが…
残り10日間、生放送やXで少しでも良い報告ができるように、気張ります!!
では、チャオ!


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