カレー×餃子 国民食のビジネスと未来
様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが色々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。
2026年1月16日,2月2日の浜松町Innovation Culture Cafeは、「カレー×餃子 国民食のビジネスと未来」をテーマに常連さんにスパイス料理研究家・香林館(株)代表取締役の印度カリー子さんと、お客様に東京餃子通信・編集長の塚田亮一さんをお迎えしました。
カレーと餃子、二つの国民食ビジネスを二人の専門家はどうお考えなのか、マスターが質問します。
入山:現在カレーをビジネスとしてどう捉えてますか?
カリー子:一時すごいレトルトカレーが多様化して、いろんなカレーが出てきたんですけど、現状、私が課題として感じてるのはレトルトで香りが飛んでしまうことなんですよ。理由は120 °cで殺菌しなきゃいけないからで、香りって基本的に温度が高いと飛んでしまうんです。なので、レトルトにした段階で香りが飛んでしまう。欧風カレーはそれでいいんですけど、スパイスカレーはそれではダメなんです。冷凍であれば美味しいんです。レトルトよりも、冷凍カレーをもっと普及させたいし、普及すればもっと美味しいカレーが食べられると思うんですけど、やっぱりまだカレーと言うとレトルトという印象の人がすごく多いので、冷凍カレーが進出しないというのは課題ですね。
入山:それこそ味の素さんもニチレイさんも考えているんじゃないですかね?
カリー子:考えているんじゃないですかね。そこでレトルトと同じ値段になってしまった時に便利なのはレトルトになってしまう。利便性の面でレトルトが勝ってしまう。
入山:でも冷凍カレーもレンチンじゃダメなんですか?
カリー子:レンチンでいいんですよ。冷凍の方が欲しいというのが訴求しきれていないんです。
田ケ原:スープカレーですけど、私も冷凍カレーの8分ぐらいチンするのを食べてますね。美味しいですけど、それはスープカレーだから実現してるのかもしれないですけれども。
入山:家でスパイスカレー食べられるんだったらレベル高いの食べたいですね。
カリー子:冷凍をやりたいんですけど、流通コストが高いので、それと見合ってどう普及させるかっていうのが課題ですね。
入山:ここまでのお話、塚田さんどうですか?
塚田:餃子も冷凍に2種類あって、味の素さんが作ってるのは、一旦加熱したやつを冷凍しているスチーム冷凍なんです。そうすれば長持ちして、一般流通に出せるような感じなんですけど、そうじゃない地方のお店が取り寄せで行う餃子は生冷凍。生餃子をそのまま冷凍しているんです。こっちの方が美味しいんですけれども、30日ぐらいでひび割れが入ってきたりするので、あんまり持たないんです。
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本日のお客様
印度カリー子さん
「スパイスカレーをおうちでもっと手軽に」をモットーに、スパイス料理研究家兼タレントとして活動される一方、スパイス初心者のための専門店・香林館株式会社を経営。初心者のためのオリジナルスパイスセットの開発・販売をする他、レシピ本の執筆、大手企業と商品開発・マーケティング、コンサルティングに携わるなど幅広く活動。著書の累計発行部数は44万部。JAPAN MENSAの会員で、2021年にはForbes JAPAN 30 under 30「世界を変える30歳未満の30人」にも選出。
塚田亮一さん
「餃子は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも求め、首都圏だけでなく、宇都宮、浜松、福島などの餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く。これまで食べ歩いた餃子店の数は3000店以上。長年の研究からたどり着いた手作り餃子も評判。2010年には、開設の餃子専門ブログ「東京餃子通信」を立ち上げ、編集長として活動。
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浜松町の路地裏にひっそりと佇むカフェ「浜松町Innovation Culture Cafe」 経営学に詳しいマスターが営むこのお店には、様々なジャンルのクリエ…
