【音現場から・ミキサー裏話】オリンピックとドローン

【音現場から・ミキサー裏話】オリンピックとドローン

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「音現場から・ミキサー裏話」。番組の工場=スタジオ、その周辺にまつわるさまざまな話題を技術部員がご紹介。番組やイベントの裏話も盛りだくさんです!

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●2月20日(金)配信

ミラノ・コルティナオリンピック中継をテレビで観ていて気になるのが、ドローンによる撮影です。パリオリンピックよりも多用されているのではないでしょうか。
屋内外の競技中継で活躍し、アルペンスキーのダウンヒルでは時速100キロを超える選手の滑りにも追従しているのが驚きです。1998年に開催された長野オリンピックでは想像もできない技術でした。

ただ、音に携わる者としては飛行音が気になります。ハッキリ言って雑音です。選手の声や滑走音などがマスキングされ、聞こえにくくなってしまいます。
きっと、オリンピックで音声を担当し、臨場感のある音を全世界に届けようとしている方にとっては悩ましい存在のはず。技術の進化により飛行音は年々静かになっており、選手はヘルメットを着用しているため、競技中はあまり気にならないとも聞きますが。

ドローン技術が日進月歩なのは喜ばしい一方、モーターやプロペラがある限り、無音化は容易ではないでしょう。
戦場でも多用されるドローンだからこそ、技術の進歩が平和的な利用にこそ役立つことを願っています。

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