テレビ朝日、DXの壁は現場の複雑で専門的な業務の多さ
3月2日放送の「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は、ゲストに株式会社テレビ朝日 インターネット戦略局AI推進部 戦略担当部長の胡子裕之を迎えて、DXを推進して行く中で感じる壁や課題について詳しくお話いただいた。
文化放送アナウンサー・甲斐彩加(アシスタント)「DXを推進して行く中で感じる壁や課題は何ですか?」
株式会社テレビ朝日インターネット戦略局AI推進部 戦略担当部長・胡子裕之氏「番組制作現場の複雑で専門的な業務の多さとAIの進化のスピードです」
HENNGE株式会社代表取締役社長・小椋一宏氏(パーソナリティ)「詳しく教えてください」
胡子「番組制作現場は、実際ヒアリングしてみると、業務が複雑で専門的で多岐に渡っています。その課題を解決していくには、一般的な会社の画一的な AIとか、DXのツールとか、そういうものではなかなか対応できません。解決していくためには、しっかり伴走して、その個別のニーズにどう対応していくかを考えていかなきゃいけないというのが難しいです。 さらにAIの進化スピードが異常なので、そこに対して社内の人たちにもリテラシーの向上などをどう提案していくかというところがあります。また、多岐にわたる業務に、AIの進化を結びつけていこうとすると、外の会社だけに単にお願いしますというのだとなかなか進まない部分もあります。社内内製の技術チームを作って、その進化にいかについていくかというところも今対応しているところです」
小椋「AI技術の進化のスピードはものすごく速く感じますが、そこに対応するための戦略はありますか?」
胡子「やっぱり情報収集をいかにするかというところですね。それに続いてリテラシーを上げていくところなんですけど、今社内ではChatGPT を安全に触れる環境として、Go-chatを提供しています。こちらはその時々のAIの最新モデルとか、最適なプロンプトを常に提供しているので、進化スピードについていく策の一つになっています。あとは社外との連携を大事にしていかなきゃいけない中で、2025年7月1日にコーポレートベンチャーキャピタルファンド“EX Innovation Fund 1号”をシンプレクス社と共に設立しましたが、その時々のAIの最先端企業との連携も大切であると考えています」
小椋「DXを成功に導くためのポイントは、どんなところだと思われますか?」
胡子「DXって何のためにやるかというと、やっぱり創出した余力で何をやるかということが大事だと考えています。最終的には、DXのゴールは組織、企業文化などの変革をして新しいビジネスモデルを作っていくことが大事なので、そこを常にやらなきゃいけない、余力ができたらそこを目指す。そういうことを意識してやっていくことが大事だと考えております」
小椋「ただ自動化すること、楽することが目的じゃないということですよね」
胡子「おっしゃる通りです」
小椋「最後にテレビ朝日の魅力についてもお聞かせください」
胡子「すべての源はコンテンツという、うちの会社の理念があります。そのコンテンツにおいて、視聴率の三冠を達成させていただきました。3月27日には、そのコンテンツをふんだんに生かした有明に東京ドリームパークが誕生します。この東京ドリームパークはAI、DXを利活用しております。テレビ朝日はコンテンツを基軸に、何でもチャレンジをさせてくれる会社なので、すごい楽しいのでなかなか面白い会社です」
小椋「楽しそうだなっていう雰囲気が伝わってきました」
「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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この記事の番組情報
HENNGE presents BIZ-TECH Lounge
月 20:00~20:30
クラウドセキュリティサービスを提供するHENNGE株式会社の小椋一宏が、様々な企業からゲストを迎えながら、これからのITについて幅広く議論を展開するビジネス番…