みずほフィナンシャルグループのDXの取り組み
3月9日放送の「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は、ゲストに株式会社みずほフィナンシャルグループ グループCDO・上ノ山信宏氏を迎えて、力を入れるDXの取り組みについて詳しくお話いただいた。
文化放送アナウンサー・甲斐彩加(アシスタント)「まずは企業プロフィールをご紹介いたします。株式会社みずほフィナンシャルグループは2003年に設立されました。銀行・信託・証券・アセットマネジメント・リサーチ&コンサルティング等の企業を有し、グループ一体的なビジネスを展開する、グローバルな総合金融グループです。多様化する経済・社会を取り巻く課題に、よりスピーディーに対応すべく、会社の垣根を越えた5つのカンパニーと2つのユニットを設置し、グループ運営を行っています」
HENNGE株式会社代表取締役社長・小椋一宏氏(パーソナリティ)「上ノ山さんのご経歴について教えていただけますでしょうか」
株式会社みずほフィナンシャルグループ グループCDO・上ノ山信宏氏「みずほの前身となる銀行に新卒で入社して、今年が丸三十五年になります。大体三分の一が法人関連のビジネスで、三分の二が人事でありました。二年前からデジタルの担当になって、最初の一年間は人事とデジタルの担当を兼任しました。その時はなんでこの二つを兼任しなきゃいけないんだと、多少の文句も言ってたんですけど、今にして思うとそれを反省していて、人事でやっていることとデジタルでやっていこうとしていることの共通点も非常に多いかなというふうに感じています」
小椋「どういったところに共通点があるのでしょうか?」
上ノ山「デジタル担当は何をやるかというと、会社の変革をしていくわけです。会社の変革というのは、組織文化を変えていくことにもつながっていくわけです。それは一人一人の心にどういう火を灯していくのかがすごく大事で、まさに人事がやる領域なわけです。そこにツールとしてのデジタルテクノロジーが入ってくるということは、結果として導こうとしてるのは、会社のあり方を変えていくことだとすると、人を通じてやっていくのか、テクノロジーを通じて組織を変えていくのか、アプローチの違いはあるけれども、目指していこうとしているゴールはあまり変わらないんじゃないかなと思います」
甲斐「力を入れているDXの取り組みは何ですか?」
上ノ山「トランスフォーメーションです」
小椋「詳しく教えてください」
上ノ山「トランスフォーメーションは、日本語でいうと変革です。DX というと、デジタルあるいはAIなどのテクノロジーを使うことが大事なんだと社内でも時々誤解されるんですけれども、使うことは目的ではなくて、ただの手段でしかないということです。じゃあ何のために使うのかというと、会社のオペレーション、運営、プロセスそのものを全体を見渡して根こそぎ変えていくということです。何のために変えるのかというと、社員が働きやすく、生産性高く仕事ができるようにすることですし、会社の中のオペレーションがスムーズにストレスなくできるようになることを通じて、お客様が利便性高く私たちのサービスをご利用いただけるようになるということにも必ずつながる話になります。社員にとっても、実際にご利用いただいているお客様にとっても、何が良いのかということを考えながら、このトランスフォーメーションに取り組んでいます」
小椋「生成AIを活用した現場の状況はいかがですか?」
上ノ山「最近、頭取にAIエージェントを自分で作っていただく取り組みをして、それをビデオに撮って社内中で放映するというのをやっています。これは社内の気運を盛り上げていく一つのアプローチだと思ってます。これだけではなくて、DXカフェをやっていて実際に触ってみないことには、デジタルツールの良さを分かってもらえないこともあるので、学園祭の展示会みたいなことをやっています。そういうかなり地道な努力を重ねながら現場の浸透を図っているのが今の状況です」
「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。
関連記事
この記事の番組情報
HENNGE presents BIZ-TECH Lounge
月 20:00~20:30
クラウドセキュリティサービスを提供するHENNGE株式会社の小椋一宏が、様々な企業からゲストを迎えながら、これからのITについて幅広く議論を展開するビジネス番…