【水谷加奈の劇場型恋愛体質】求む。芯の通ったリーダー
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―3月27日(金)配信分―
福島県いわき市の中学校で3月11日の卒業式に赤飯を用意していたところ
「震災の日に赤飯を提供していいのか」
という1件の抗議電話があったため赤飯2100食を当日全て廃棄したというニュース。ショックでした。なんてもったいないことをしたのだろう。
水や食料が十分行き渡らなかった震災当時のことを考えたら全廃棄なんて考えられない。あまりにその場しのぎすぎる対応だったのではないでしょうか。
もちろん震災で家族や知人を失った人にとってつらい日であることは理解できます。
でも震災を乗り越えて生きてきた人、そしてその子供たちが未来に向けて旅立つ日を祝うことは大切です。
(赤飯は祝いの意味はもちろん、赤い色が邪気を祓うと考えられている)
学校側、教育委員会側が肝の座ったメッセージを発すれば理解を得られたかもしれない。
じゃあどうすればよかったのか、みんなで議論すべきいい機会だとして、前向きに考えたいです。
去年夏、千葉県市川市で富士山をかたどった仕掛け花火の写真が市庁舎の展示スペースから撤去されたことがありました。
「公の施設を利用して特定のプロ写真家のPRにつながる行為を市が行うのはよくない」
という1件のクレームがあったとのこと。結果的には市側に対して多くの批判意見が届いたそうです。
1件の小さいリスクを回避しようとした結果、炎上というリスクを招いてしまったいい例ですね。
匿名でクレームしやすかったり、SNSで関係のない第三者たちがあれこれ意見してくる時代。
今こそリーダーの1本芯の通った強い意志と決断力が問われるのではないでしょうか。
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