東京海上ホールディングス株式会社、力を入れるDXの取り組み

東京海上ホールディングス株式会社、力を入れるDXの取り組み

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3月23日放送の「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は、ゲストに東京海上ホールディングス株式会社 専務執行役員 グループCDOの生田目雅史氏を迎えて、力を入れるDXの取り組みについて詳しくお話いただいた。なお、昨年の3月31日から始まったこの番組は、今回の放送が最終回となった。

文化放送アナウンサー・甲斐彩加(アシスタント)「まずは企業プロフィールをご紹介いたします。東京海上グループは1879年に日本初の保険会社として“東京海上保険会社”を設立。2002年に“株式会社ミレアホールディングス”を設立し、2008年に商号を“東京海上ホールディングス株式会社”に変更しました。国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外保険事業、金融・一般事業を幅広く展開しています。“グローバル保険グループ”として、時代ごとに変わるお客様や地域社会の課題を的確に捉え、これを解決する商品・サービスを開発し、お客様にお届けしています」

HENNGE株式会社代表取締役社長・小椋一宏氏(パーソナリティ)「生田目さんが今取り組んでいる仕事内容について教えてください」

東京海上ホールディングス株式会社 専務執行役員 グループCDO生田目雅史氏「私はチーフデジタルオフィサーという仕事をいただいています。要するに、デジタルの戦略のチーフということになります。ではデジタルは何かというと、いろいろなテクノロジーを使って保険事業の能力を高くしていこう、より良い商品サービスが提供できるようにしようといったことや、新規の事業開発にも取り組んでいます。それから、AIの活用についても積極的に取り組んでいます」

甲斐「力を入れている DX の取り組みを教えてください」

生田目「我々は非連続の変化を作りたいということで、一つは自然災害、防災減災の取り組みをしています。もう一つは、物流事業のデジタル化の支援ということで、バトンと呼んでいますが、コンソーシアムを作って、物流の企業さんと事業そのものをデジタル化していくことに取り組んでいます。」

小椋「防災減災の取り組みを詳しく教えてください」

生田目「自然災害に対する防災減災の取り組みを第1の領域として定めて、防災コンソーシアムコアというものを作りました。これは地質調査や水質調査の事業を行う企業、通信企業、など135社の企業様に参画いただいて、共同で事業開発を進める取り組みになっています。 その中から生まれてくる新しいアイデア、防災減災に関する新しいアイデアを、お客様に新商品、新サービスとしてお届けする。こういった取り組みが一つ、この数年間取り組んでいるところです」

小椋「物流の取り組みはどんなものになりますか?」

生田目「物流コンソーシアムバトンという、色々な企業様とオープンな関係で共同事業開発をしようという取り組みを進めているところです。なぜ物流事業かということなんですが、皆様ご存知のとおり、物流事業というのはかなりひっ迫しています。例えば、ドライバーさんが不足している、あるいはドライバーさんの勤務環境が非常に過酷な状況になっている。 これに対するソリューションを何か提供できないかということで、多くの物流企業の皆様と戦略的な対話を持つ場を作りました。これが物流コンソーシアムバトンという取り組みです」

小椋「具体的にはどんなことをされているのですか?」

生田目「最近始まったのが中継輸送という取り組みです。例えば東京と大阪でトラックが走ります。A という会社さんは東京から大阪に、B という会社さんは大阪から東京に運ぶということが予定されています。普通であれば、Aは大阪に行き、Bは東京に来るということなんですが、これを途中の浜松でスイッチするものです。これを通じてトラックの運送効率が改善し、ドライバーさんの勤務環境が改善します。加えて言うと、この運送状況をデータで可視化することを行っていますので、今よりももっと運送効率を良くするために、どんな運送経路を作ればいいか?どんな積載状況を作ればいいか?どことどこにお届けするものを組み合わせればいいか? こういったことをデータの力で把握する取り組みも行っています」

甲斐「今後のビジョンについて教えてください」

生田目「保険にとどまることなく、お客様のいろいろなところに寄り添うということです。防災コンソーシアムや物流コンソーシアムといった活動を通じて、保険以外の事業開発をしたいということを言っていたのですけども、それをビジョンにしたいというのが回答になるかなと思っています。保険にとどまることなく、商品やサービスでお客様を災害や事故から守ることはたくさんできるというふうに思っていますので、その領域をどんどんどんどん成長させていきたいと思っています」

甲斐「昨年3月31日からスタートしましたこの番組も本日が最終回です。小椋さんに1年間番組を続けてみていかがでしたか?」

小椋「いろんな企業の方々にお話を伺ったんですけど、皆さん本当に真面目に取り組まれている。あと、我々がその企業さんのイメージで思っている表側とは全然違う裏側で、日々どうやって今日の業務をデジタルで改善していくかということに地道に取り組まれてるんだなっていうのは、すごく印象的でしたし、自分たちの知らない世界をすごく見れた一年だったかなと思います」

「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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HENNGE presents BIZ-TECH Lounge

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