毎週火曜~金曜 20:10 - 20:15
「センパツ!」内
文化放送では新春1月2日、3日に行なわれる
第86回東京箱根間往復大学駅伝競走を実況中継いたします。
この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、
紹介していく番組です。
2009年11月19日

日本体育大学 別府健至監督 11月19日放送

去年、全日本9位から巻き返して箱根で3位になれたのは、部員全員が「3位になる!」という執着心を出せたのが大きいですね。現時点でのチームの力は去年よりは落ちますが、潜在能力は今年の方があるので、それを発揮できれば去年以上になります。目標は優勝。前回3位になった時から「来年は優勝」を目標にしてやってきました。

陸上部内で不祥事が起こった後、何度かミーティングをしましたが、反社会的なことがあったわけですから、反省することが第一。第二としてチームのモチベーションを下げない、新たな目標を探そう、となりました。私よりも選手たちの方がなくなったものが大きかったので、苦しいというか、モチベーションが下がる時期だったかなと思いますが、部員一人一人が新たな目標を持ってやったので、練習が中断したとかいうマイナスの部分はありませんでした。

箱根の予選会は4位通過でしたが、当初の目標は(予選会を)通ればいい、というものだったので、順位に関してはあれでいいと思います。ただ内容はもう少し…というか、まずいところがはっきり出ましたね。不安材料の全てが的中したかたちでしたが、なぜ的中したかは分かっているので、改善していければいいと思います。

ライバルのチームというよりも、今回は、学生自体も感じていることですが風邪などの体調不良とか故障、これが一番の敵だと思っています。これの対策がしっかりできれば目標は達成できると思います。


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取材した日は合宿の最中。千葉・富津の民宿で、別府監督に1時間以上お話をうかがいました。長時間の取材でしたが、非常に丁寧に答えていただきました。話しにくかったであろう部の不祥事が起こった後のこともしっかり話してくれました。

チームにとっては波乱の今シーズン。そのフィナーレを笑って迎えるために、監督・選手たちは前を向いて来年1月2日に向かっています。

2009年11月19日

上武大学 花田勝彦監督 (11月17日・18日放送)

初出場を決めた前回予選会の3番と今回の3番では
内容が違いました。

前回の予選会は周りが崩れたのでウチは力どおりの走りでした。
実力的には10番前後だったのが、たまたま3番という結果。
今回は61分台を全員がクリアしようという話をしていましたが、
期待している実力上位の選手達が予想以上に
結果を出してくれました。

初出場の本戦は最低限の駅伝でした。
タスキをつなぐということしかできなかったので
私としては残念な結果。
選手はやはり、安堵感が強かったですね。
悔しい顔をしている選手がいなくて、これでは『戦えないな』と。
すぐに選手達とミーティングをしました、
そこで、出るだけでなく、『どう戦うのか』という意識に
変わったのは良かったと思います。

目標はシード権。
まずは崩れない駅伝をするために
どのようにチーム作りをしていくか、ということろですね。


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全日本大学駅伝では、文化放送の解説を務めてくださった
花田監督。
その文化放送の全日本大学駅伝実況中継は、レース中、
各校の監督が乗車する監督車の中でも聞くこともできますが、
そこでも花田監督のコメントは非常に高い評価。
強豪チームの監督から一目置かれる存在です。

「今は話題性で取り上げてもらっていますが・・・」と
謙遜されていましたが、ひょっとすると今大会にも
上武大学は実力で注目を集めるかもしれません。

第86回東京箱根間往復大学駅伝競走
サッポロビール presents まいどキュメンタリー箱根キャンパスレポート
斉藤 一美 松島 茂 高橋 将市
斉藤 一美
松島 茂
高橋 将市
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