毎週火曜~金曜 20:10 - 20:15
「センパツ!」内
文化放送では新春1月2日、3日に行なわれる
第86回東京箱根間往復大学駅伝競走を実況中継いたします。
この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、
紹介していく番組です。
2009年11月28日

城西大学 高橋優太主将 11月27日(金)放送

前回は、箱根を目標にやってきたのですが、調整が合わず、万全ではありませんでした。
話にならない走りをしてしまったので責任を感じています。
流れを変えるのがエースなのですが、
自分がエースだと自覚しているのに、それもできませんでした。

レースが終わって、途中棄権した石田が謝ってきたのですが、
石田にタスキを繋ぐまで、誰一人として良い走りができず、
石田にタイムを稼ぐというプレッシャーをかけてしまったんで、
彼の責任ではなく、みんなの責任だと思いました。

今回の箱根の目標ですが、
駅伝ていうのは、1番じゃないと勝ちにならないじゃないですか。
2番、3番に入っても、シード権に入ったとしても、負けは負けなので、
勝ちたいです。 勝つレースをしたいと思っています。

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宮城の仙台育英時代、高橋優太選手は、足首、腰など故障が続き、
チームは全国高校駅伝大会を3連覇する中、一度も都大路を走ることなく、高校を卒業。
城西大学に入学し、箱根では、1年生の時に1区・区間3位の走りを見せてくれました。
しかし、2年生の時は足首の故障で箱根を欠場。
さらに前回は3区を走り、区間18位と不本意な走りが続いています。
高橋選手にとって最後の箱根駅伝、エースとして、主将として
どんな走りをみせてくれるのでしょうか?


2009年11月28日

城西大学 櫛部静ニ監督 11月26日(木)放送

城西大学の選手たちには、メンタル面の弱さを感じ、
体力面よりも精神的な面を鍛えていきました。
例えば、このレースでは成績を残す。何が何でも走り切るという
執着心、執念といった選手の競技に対する姿勢を正しました。
その結果、走るべきリーダーがしっかりとし、チーム一丸となって、
ひとつの目標を見据え、For the team の気持ちが強くなり、
まとまったチームになってきました。

10月17日行われた今回の箱根駅伝予選会では、
2年連続のトップ通過こそ成りませんでしたが、
主将の高橋優太が、東海大学の村澤明伸選手に次ぐ2位でフィニッシュ。
さらに3年生の石田亮、2年生の田村優典、橋本隆光、そして1年生の中原大が、
60分台でゴールするなど、6番目で7年連続本戦出場を決めました。
実はこの予選会、副主将の佐藤直樹(2年生時、1区・区間賞獲得)が、
ケガで欠場していましたが、ケガも今は治り、練習も積めています。
11月後半のレースに出場する予定です。
その佐藤直樹選手と仙台育英高校時代からの同級生、エースで主将の高橋優太は、
今年前半は、世界選手権のチャンスもあったので、ヨーロッパ遠征に行っていましたが、
なかなか調子が上がりませんでした。
なので夏過ぎて、もう一度基礎的なスタミナから見直そうとやってきて、
秋から質の高い練習も積めています。
その成果が予選会に出たのだと思います。
本戦では、できれば2区を走ってもらいたいけど、ただチームの状態だったり
他の選手が、2区を走れそうだったら、チームの総合力で勝負するということで、
どの区間でも走れる。といった役割を果たして欲しいです。

今回の箱根の目標は、とにかく前の方の順位で勝負できるチームに仕上げ、
そして、往路、復路、総合で勝負できる10人を揃え、配置もトータルで考えたいと思います。
順位的には、3位以内を目指しています。

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城西大学は、2006年から3年連続11位と、
あと一歩のところでシード権を獲得することはできませんでした。
さらに、予選会を1位で通過し、シード権獲得どころか、優勝争いにも喰い込んでくるのでは?
と思われた前回の大会では、8区の石田亮選手が低血糖に陥り、途中棄権。
これまでの城西大学は、高い戦力を持ちながら、結果がでない。
そう言ったイメージがありましたが、
今シーズンから、コーチだった櫛部静二さんが監督に就任。
悲願のシード権獲得を目指し、頑張っています。

第86回東京箱根間往復大学駅伝競走
サッポロビール presents まいどキュメンタリー箱根キャンパスレポート
斉藤 一美 松島 茂 高橋 将市
斉藤 一美
松島 茂
高橋 将市
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