キャンサー カフェ

2017年1月22日

1月22日放送分

今回は、世田谷区立特別養護老人ホーム「芦花(ろか)ホーム」に勤務されています
医師の石飛幸三(いしとび こうぞう)先生をゲストにお迎えしてお話をお伺いしています。

石飛先生は、2010年に出版した
『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか』(講談社)が話題と
なりまして、高齢者に対する行き過ぎた延命治療に、警鐘を鳴らし人生の最終段階の
医療について、どう考え、どう決めたらいいのか、提起されています。

石飛幸三先生のプロフィールをご紹介します。
「呉服屋」を営むご両親の間に第6子として、1935年広島県で誕生されました。
「慶應義塾大学」医学部を卒業。 消化器外科医としてスタートし、
ドイツの「フェルディナンド・ザウアーブルッフ記念病院」で血管外科医として勤務。
帰国後は、三田にあります「東京都済生会中央病院」に勤務され、30年以上血管外科
の発展に寄与する一方、母校の慶応義塾大学医学部の教壇にも立たれています。
「東京都済生会中央病院」の副院長を経て、
2005年より世田谷区立特別養護老人ホーム「芦花ホーム」に勤務されています。
2010年に出版した『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか』
がベストセラーになり、高齢者医療の現場で日常的に行われている認知症患者への
「胃ろう」などの行き過ぎた延命治療に、警鐘を鳴らし、穏やかな最期を迎えるために
どうすればよいか? 終末期の医療のあり方など課題を提起していらっしゃいます。

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門田守人(もんでん もりと)

門田守人
(もんでん もりと)
(地方独立行政法人
堺市立病院機構
理事長

がん研有明病院 
名誉院長

1945年広島県生まれ。外科医。ラジオは初挑戦。

1970年 大阪大学医学部卒業
1994年 大阪大学 教授(医学部外科学第二)
2004年 大阪大学医学部附属病院 副病院長
2007年 国立大学法人大阪大学
    理事・副学長
2011年 国立大学法人大阪大学 名誉教授
2011年 公益財団法人がん研究会有明病院
    副院長
2012年 公益財団法人がん研究会有明病院
    病院長
2015年 公益財団法人がん研究会
    理事 ・ 有明病院 名誉院長
2016年 地方独立行政法人
    堺市立病院機構 理事長
     公益財団法人がん研究会
    理事 ・ 有明病院 名誉院長
(現在に至る)

日本癌治療学会理事長(2005-2009)
日本癌学会学術会長(2010)
日本医学会副会長(2010年~)
がん対策推進協議会 会長(2011年~)

堺市立総合医療センター


がん研有明病院ホームページ

石川真紀(いしかわ まき)

石川真紀
(文化放送アナウンサー)

出  身 : 秋田県秋田市
出身校 : 早稲田大学
誕生日 : 1974年4月16日
血液型 : A型
趣  味 : 映画鑑賞、音楽鑑賞、スポーツ観戦、
     散歩、人間観察

番組内容

日本人の2人に1人は罹る病気「がん」。
これだけ身近な病気であるにもかかわらず、多 くの人が「がん」を自分とは無縁と思っています。
この番組では、知っているようで知らない
「がん 」について、がんの専門医として長く医療に携わ ってきたベテラン医師・門田先生といっしょに考えていく番組です。
がんの予防、検診、治療、そしてもし罹ってしま った時の「心構え」など、幅広い視点でお話を進 めて参ります。

  • LSIメディエンス

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