文化放送スポーツスペシャル
第28回 出雲全日本大学選抜駅伝競走

【 第28回出雲駅伝について 】

学生三大駅伝開幕戦!

この出雲駅伝から、襷をめぐるドラマは始まります。
出雲駅伝は8区間106.8kmの全日本大学駅伝、そして10区間217.1kmの箱根駅伝に比べ、6区間45.1kmという短い距離で争われます。そのため、出遅れが命取りになる過酷な「スピード駅伝」といえます。一方、レースのスタートが暑さの残る10月の昼過ぎということで、気温が上昇し、前半飛ばし過ぎると、オーバーペースで後半一気にペースダウンしてしまうこともあります。
過去26回のうち、最終6区での逆転優勝は11回ありますが、22回大会以降は4区で先頭に立っているチームが優勝しています。今回は、先行逃げ切りで優勝が決まるのか?それとも、最終区の逆転劇があるのか?今大会も気を許せないレースになることは間違いないでしょう。

平成元年、1989年10月10日「出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバル」として始まった出雲駅伝は今年で28回目。今回は全国八百万の神が集うという10月(神在月)の出雲に21チームが集い、健脚を競います。

前回、第27回大会上位3校の青山学院大学、山梨学院大学、駒沢大学がシードチームとして出場します。優勝争いの中心となりそうなのは、連覇を狙う青山学院大学。日本選手権の5000mで4位入賞した一色恭志を筆頭に5000m13分台の記録を持つ選手が11人在籍するなど、選手層が厚く、今年も原晋監督はメンバー選考に頭を悩ませそうです。
前回2位のメンバーが全員残る山梨学院大学は、6月に行われた全日本大学駅伝関東選考会を2位日本大学に2分近く差をつけてトップ通過を果たすなど、チーム力は充実。関東インカレ1部ハーフマラソン優勝のニャイロにいい位置でタスキを渡すことができれば、出雲駅伝最多7度目の優勝も見えてきそうです。駒澤大学は、関東インカレ2部10000m優勝の中谷圭佑、今シーズン5000mで自己ベストを3度更新の西山雄介、次代のエース工藤有生に続く選手の登場に期待です。前回出雲4位に終わった東洋大学は、5000mで今シーズン日本人学生トップの13分34秒64をマークした服部弾馬、同じく10000mで日本人学生トップの28分22秒97をマークした櫻岡駿、昨シーズン、出雲、全日本で区間賞を獲得した口町亮の4年生3人がチームを引っ張り、優勝を目指します。昨シーズン三大駅伝すべて5位の東海大学は史上最強ルーキー勢の加入で、5000m13分台の選手が、青山学院を上回る13人となりました。ルーキーの活躍次第では、優勝争いに絡んできそうです。前回6位の早稲田大学は、学生三大駅伝三冠以降、三大駅伝において優勝争いに加わることができていませんが、今回は?
そして、打倒関東に燃える他の地区からは、関西予選会を初めてトップ通過した関西学院大学が、どこまで関東勢を脅かすことができるのか注目です。
八百万の神に祝福されるチームは果たして・・・。

出雲第27回2015年10月12日