「今日は試食がありますよ!」ということで、番組前におなかいっぱい食べるのはぐっと我慢したアーリー。
スタジオの外に出ると食べ物の誘惑があるので、本番15分前、一人スタジオにこもってじっとしていました。
メッセージテーマは"お醤油あれこれ"
醤油のことにそんなにメッセージがくるだろうか・・・と思っていましたが、かなりこだわりの強い人も多くて驚きました!
「よくぞ醤油を取り上げてくれた!!」という熱いメッセージも。
というわけで、今回の特集は「醤油」!
鍋物、煮物の味付け、お刺身やお寿司に付けたり・・・と、日本人には最も馴染み深い調味料ではないでしょうか?
今回お邪魔したのは、埼玉県比企郡川島町にある笛木醤油株式会社さん。
こちらは創業寛政元年、227年という歴史あるお醤油屋さんです。
創業以来、伝統的な醸造方法を守り続けています。
品質管理室 室長の有田竜也さんに、醤油が出来るまでの過程を一通り見せて頂きながらお話を伺いました。
それでは、醤油について基礎からお勉強です!
醤油は、大豆・小麦・塩が原材料。
蒸した大豆と炒った小麦を混ぜ合わせ、麹菌を加えて、3日かけて麹を作ります。そして食塩水を混ぜると、名前が変わって「諸味」と呼ばれるものに。
桶に入れられた「諸味」を1~2年かけてゆっくり発酵・醸造させると、大豆の粒がなくなってきて味噌のような見た目になります。
↓眞善さん、味見させてもらったそう!
この「諸味」を布に包んでゆっくりゆっくり絞ります。
ちなみにこちらは、醤油の搾りカス↓
絞ったままのものは「なましょうゆ」と呼ばれ、ここに熱を加える工程「火入れ」をすることで色を調整、香りも増し殺菌されるのだそう。
醤油は日本農林規格(JAS)によって、
*こいくち→全国で作られる80%以上を占めている。おひたしや冷ややっこにかけたり、煮物や焼き物に使われる。
*うすくち→関西で生まれた色の薄い醤油。塩分は「こいくち」よりもやや高め。
*たまり→主に中部地方で作られるうまみの強い醤油。寿司や刺身などのつけ醤油に向いている。
*さいしこみ→山陰地方から九州にかけて作られる醤油。味も色も濃く、寿司や刺身などつけ醤油に使われる。
*しろ→愛知県で生まれた醤油。「うすくち」よりさらに色が薄く、お吸い物や茶わん蒸しなどの料理に向いている。
5種類に分けられていることも学びました!それぞれに特徴があり、合う料理や調理のコツなども異なります。
思っていた以上に国にしっかりと管理されている食物だった醤油。
有田さん「桶で作っていなければ、言葉すら使ってはいけないとか。金笛は蔵があるから"蔵造り"ということになります。」 なるほど~!
お待ちかねのスタジオでのお試しタイムです!
笛木醤油さんのお醤油をはじめ、変わり種醤油も味わってみましょう。
こんな感じで用意してみました。
↓金笛 濃口醤油
容器に空気が入らないようになっています。
↓金笛 再仕込生醤油
「おおっ、濃い!」
こうして並べて見ると色合いからして全然違いますね。
濃口醤油と再仕込生醤油をタコとマグロのお刺身に付けて食べ比べる二人。
※「平成のゆうげ」風景ではありません。
↓金笛 たまごかけごはんのタレ
↓金笛 和風フォンドヴォーはフライに!
↓笛木醤油さんについて詳しくはこちらをご覧ください。
オンラインショップもありますよ!
http://www.kawagoe.com/kinbue/
海外への輸出は伸びているものの、出荷量は減ってきているという醤油。身近すぎるからこそ、あまり気にしたことがなかったという方も多いと思います。国内には1400以上の醤油の蔵元があるそう。慣れ親しんだ醤油、他のものとの違いを試すことで新たな魅力に出会えるかもしれませんよ!
【おまけ】
変わり種醤油ということで、たまりやさんの「アイスクリームにかける醤油」お試しの図。
見た目はトロッとしていてメイプルシロップかのようなのですが、ちゃんとお醤油の味がします。
コクが出るというか、深みが出るというか?いつものバニラアイスが驚くほど変わります!
眞善さん「バニラアイスはバニラアイスで食べる方がいいんじゃない!?」と半信半疑でしたが、美味しさにビックリ!
ぅわあぁっ!!!
美味しくて興奮するもんだから白いシャツにお醤油が飛んでしまいました!!!
皆さんはこんなことにならないように気を付けましょう(笑)
『全国津々キニナル』は眞善さんの愛車を持ち込み、自転車のお話。
この10月、世界でも有名なロードバイクレーサーたちが集まる大会が栃木県や埼玉県で開催されます。
ロードバイク乗りにはたまらない季節というお話でした。
~本日のお歌~
秋の夜長・・・"トゥナイト ソング"でした。
M1 抱きしめてトゥナイト /田原俊彦
M2 TONIGHT~愛があった夕べ~ /NONA REEVES
M4 夜霧よ今夜もありがとう /石原裕次郎
M5 Tonight, the Night /BONNIE PINK
M6 今夜だけきっと /スターダストレビュー