8月28日 第176回 放送後記


文化放送「キニナル」

今回のテーマは「木・合板」!
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もしかしたら、我々人間にとって
最も身近なモノで、無くてはならないもの。
それは「木」なのではないでしょうか・・・

座るためのイスやテーブル、それも「木」が使われ、
何かを書くときに使う紙、それも「木」が原料。
何より、人間がキレイな空気がすえているのも、
「木」のおかげだったりもします。

そんな無くてはならない「木」
詳しく勉強するために我々が向かったのは
東京は江東区新木場にある「木材・合板博物館」

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そこに待っていてくださったのは、
館長であり、木博士とも言うべき大先生
「岡野健」さん。

この岡野先生がまた、「木」が大好きで、
取材中ずっとニコニコしながら教えてくださいました。


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この博物館、とにかく「木」「木」「木」。
こうしてみると、改めて、木には多くの種類が
あることが分かります。


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体育館のハリに使われているという
太い合板も!


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そして印象的だったのが、
材質によって人体への感じ方が変わる。ということ。
博物館には、公衆電話BOXサイズの部屋が3つ並んでいて、
「アルミの部屋」「プラスチックの部屋」「木の部屋」
と分かれています。
それぞれ、入ってみると雰囲気が全く違うのです。
まずはアルミの部屋!


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見た目は現代的でクールな印象だが、
入ってみると、ひやっとしていて、
どこか、寂しい感じが・・・
続いてはプラスチックの部屋!


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こちらは見た目は柔らかで、
温かみがあるイメージですが、
入ってみると、妙な圧迫感が!
最後は、木の部屋!

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まず、見た目は言うまでもなく
温かみがあって思わず入りたくなってしまう。
そして、木の匂いがまた良いんです。
さらに、空気の出入りが肌で感じられるような
開放感に包まれます。

木の取材だからというわけではなく、
断トツで、木の部屋が心地よかったです。

そんな「木」ですが、
使えば使うほど、森林破壊!
と言うイメージがありますが、
そうではなく、使えば使うほど、
新しい木が育ち、循環していくのです。
つまり、我々人間は木を大切にどんどん
使っていく必要があるのです。

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温かみがあって、おしゃれで、
人間には無くてはならないモノ
「木」を大切に、そして有効的に使い、
地球を守っていきましょう。

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日常生活の中で、何となくふと「気になった」コトやモノ、ありませんか?
「あの商品はどうやって作られているのだろう?」「なぜ、あの店はいつも行列ができているのだろう?」「最近よく耳に するあの噂話は本当なのだろうか?」 この番組では、そんなちょっとした興味や好奇心を共有していきます。
それを現象としてただ伝えるのではなく、パーソナリティ・岡田眞善がその現場に赴き、見て、聞いて、感じたものをリス ナーの皆さんにお伝えします。
俳優・プロカメラマンとしても様々な活動をしてきた「エネルギッシュすぎる超庶民派ラジオパーソナリティ」の眞善さ んが日曜夜のゆううつ感を吹き飛ばすワイド番組です。


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