『食べもの歳時記』10回目のゲストは、
民俗学者の神崎宣武さんです。
旅の文化研究所所長であり、国内外の民俗調査や研究を行い、
食文化にも展開。
そして、地元・岡山の吉備高原では、神主さんも務めていらっしゃいます。
皆さんは、お正月に年神様を意識していますか?
年神様とはお正月に祀る神様の事で、その年をつかさどる神様とされています。
門松を目標に、山の方からゆずり葉に乗ってユラユラとやって来て、
家の中では鏡餅に宿るそうです。
そして全国のお子さんが楽しみにしている「お年玉」。
その起源は、年神様の御魂分けにあり、「年魂」からきています。
年神様の宿った鏡餅を割って、お雑煮に入れて食べるのも、
れっきとしたお年玉という訳です。
漢字で書くとわかりやすいですよね。
世の中のお父さん・お母さん。
お子さんに「これもお年玉なのよ」と言って説明してあげてください。
ひょっとしたら出費が減るかも?