“さまぁ~ず”が天才と称した若手時代の永野のラップネタ

“さまぁ~ず”が天才と称した若手時代の永野のラップネタ

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北本かつらさんが20年来応援している天才芸人・永野さんが、3月5日の放送作家北本かつらの「週刊!芸人自身」に登場。ホリプロにお世話になっていた約25年前の二人の思い出を語った。

北本かつら「僕と永野くんは20代前半のときに出会って、二人とも金がなくて腐ってましたね~。ホリプロの屋上で文句ばっか言って」

永野「本当に酷かった! 北本さんはちゃんとやってたけど、俺はここにいるの奇跡ですから」

北本「ただ、あの当時から“さまぁ~ず”のお二人は、“天才だな。永野は面白いな。売れるかどうかはさておき、面白いな~”と。ちゃんと証明しました。売れました!」

永野「ありがとうございます! 本当それまで色々あった!」

北本「僕が覚えてるのは、ホリプロの屋上で永野くんが“今月のライブ、めちゃくちゃ面白いのを思いつきました”」

永野「俺、そんなこと言ってたんですか?」

北本「いつもは“今月はちょっと厳しいかもしれないですね~。良いネタ浮かばないな~”とか言って、わざとハードルを下げるんですよ」

永野「本当にズルいんでね」

北本「ただ、そのときは“たぶん、かつらさんがダメ出しするところが無いくらい、良いのが浮かびました”と。“マジ!? じゃあ、これはズルだけど、信用してOKにしちゃうから”ってなって。大体、そうやってハードルを上げると、面白くなかったオチなんですけど、俺は驚いたわけですよ!」

永野「マジですか!?」

北本「今でこそラップ芸人とか、ラップを笑いに変える芸ってあるじゃないですか。永野くんは25年前にラップでネタをやったんです!」

永野「あったな!」

北本「しかも! そのラッパーが屁でラップするっていう(笑)」

永野「ですよね!」

北本「要は、ラップっていうのが日本に浸透してなかった当時、ラップをお笑いに持ってきている人はいなかった。さらに、マイクをケツにつけて、客にケツを向けてやるネタで。酷かったけど大爆笑で」

永野「ありがとうございます」

北本「それで、当時ホリプロライブを仕切ってたマネージャーのSさんが“なにお前、二重丸つけてんだ!”って怒られたんですよ。でも“ここは、僕の責任で出させてください。構成は僕なんですから”って言って。ホリプロライブでやって、ウケたのよ!」

永野「よかった~!」

北本「懐かしいね~」

永野「20年以上前の記憶なんで、“あの時は本当クズだったな~”って思ってたんですけど、北本さんに言われて少し救われました」

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放送作家 北本かつらの「週刊!芸人自身」

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