
「議員としての資質が問われる」立民・辻元清美氏の資金管理団体“抜け道”手法?
4月18日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティーを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターでMCPアセット・マネジメント チーフストラテジストの嶋津洋樹氏と、政治献金について意見を交わした。
自分のときは何も言わない
寺島アナ「立憲民主党の辻元清美代表代行の資金管理団体が2021年に受けた個人献金のうち、1件100万円分について政治資金収支報告書の寄付者の住所欄に寄付者が代表を務める企業の所在地を記載していたことが分かりました。政治資金規正法は、政治家個人や資金管理団体への企業・団体献金を禁じています。立憲民主党は政党に対するものを含めて企業団体献金を全面禁止する法案を国会に提出していて、辻元氏は禁止を否定する石破総理の答弁姿勢を人気ドラマになぞらえて「不適切にもほどがある」などと批判していました。政治資金に詳しい専門家は、直ちに政治資金規正法上の虚偽記載とは言えない一方で、企業団体献金を個人献金に振り替えたと疑われても仕方がないと指摘しています。抜け道的手法だという声も聞かれているようなんですけれども、こういうことがあったんですね。
嶋津「不記載問題をあれだけやって、違反している人もいましたけど違反してない人もいるにもかかわらず一括でやったわけですよね。まず、そもそもの報道姿勢が私はよくわからない。これぐらいグレーだったらほぼ違法という形であれだけ報じたのに今回はやらないという報道姿勢が私は気に食わない。あとは秘書給与問題で1回逮捕されてるわけですよね。あの時も、そういうことをやっていたことが話題になって、似たようなことをまたやっているというところで議員としての資質が問われると思うんですよね。「疑惑の総合商社だ」なんて言っていましたけど、誰がだ?っていう話ですよね。各メディアの報道姿勢についても、ご自身もあれだけやっていたのに自分のときは何も言わないんですか?ということに、憤りというか疑問しか感じないですね」
寺島「だんまりはやめてほしいですよね」
嶋津「そうですね」
寺島「何か言うべきものがあるんだったら是非とも釈明でも何でも言ってもらいたいですよね」
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。