
日本は炭鉱のカナリア? アメリカとの交渉一番手に日本が選ばれた理由は…?大竹「交渉しやすい日本を選んだ?」
4月18日(金)、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。朝日新聞の「「日本との協議が最優先、体現」 関税交渉 赤沢氏一問一答」という記事を取り上げ大竹やジャーナリストの青木理らがコメントした。
目次
「日本との協議が最優先、体現」 関税交渉 赤沢氏一問一答
訪米中の赤沢亮正経済再生相は16日午後(日本時間17日朝)、トランプ米大統領らとホワイトハウスで会談後、記者団の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。
――急きょ、トランプ大統領との面会になった。米国の狙いは。
赤沢氏「日本との協議が最優先であろうということをまさに体現された」
――石破茂総理からどのようなメッセージを送ったか
赤沢氏「日米双方の経済が強くなるようなウィンウィンということ。包括的な合意を可能な限り早期に実現したいという総理の考えを伝えた。それに対して、トランプ氏からはアメリカの関税措置について率直にいろいろと説明をいただき、その上で、日本との協議が最優先であるとの発言があった」
大竹まこと「日本との競技が最優先という見出しがついた記事もあるんだけど、アメリカのほかの新聞各紙は最初に1番交渉しやすい日本を選んで、それでこの交渉をアメリカが有利に進めるみたいなことを最初にやっとくとその後の各国との交渉でアメリカが有利になるんじゃないのみたいなスケープゴート的な意味合いがあるんじゃないかと、他の国の新聞は言ってますけどね」
青木理「本当にタフな交渉をするのであれば別ですけれども、ただモルモットだというようなことを言ってるメディアもあって。共同通信が配信してるんだけど、韓国のメディアは日本の交渉が韓国の参考書になるか?と書いたりとか、ロイター通信なんかは一つの試金石だと。あるいはフランスのメディアは日本は炭鉱のカナリアじゃないか。ほかのメディアはモルモットじゃないかっていってるんだけど」
大竹「炭鉱のカナリアは言い過ぎじゃないの(笑)。でも、各国の見方としてはそういうふうに見てるということだよね」
青木「本当に真面目に考えなくちゃいけないのは、多くの世界の国々と認識一緒だと思うんだけど、トランプさんのやってることめちゃくちゃなわけですよ。経済的にもおかしいし、世界秩序をぶっ壊してるって見てもおかしいし、そもそもあの関税率は一体どこから出てきたのっていう面でもおかしいわけで、それで先陣を切って日本が交渉するとなった時に、外国メディアが言ってる通り、日本だけなんとか逃れりゃいいやという感じで、例によってごますり外交することになれば世界から見れば、日本は悪しき前例を残すことにもなるし、ある意味で結局トランプにすりよって、なんとかごまかしてもらうのかというふうに思われることになりますよね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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