
【水谷加奈の劇場型恋愛体質】アップデイト
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―5月2日(金)配信分―
いまだに!?と驚いたことがあります。
都議会の開会時間について。
都議会は13時開会なので終了が20時過ぎになることもあるそうです。
そうなると小さいお子さんを持つ女性は大変ですよね。
預け先をどうするか。保育園のお迎えをどうするか。
ではなぜ13時開会なのか?県議会のように10時開会にできないのか?
調べてみると、1943年(昭和18年)制定の都議会議員規則に
【本会議の開会は午後1時】
と記載されているためだとか。どういう経緯で午後になったかは誰も把握していないそうです。
つまり、82年前の規則をそのまま踏襲しているだけってこと。
なぜアップデイトできないのか?早く改善すればよいのにと強く思いました。
この30年以上、様々な少子化対策が行われてきました。
子ども子育て応援プラン、夢を紡ぐ子育て支援、子育て安心プラン、などなど。
そして今は子ども家庭庁ですか。けれど相変わらず子供は減り続けています。
15歳から39歳の男女を対象にした調査で「子供は育てなくない」と回答した人が50%以上
いたのはショックでした。ということはつまり何をどうやってもそういう時代だってこと。
出産手当を補助しても、児童手当を支給しても、高校を無償化しても…、
「じゃあ子供産もう!」という若者は増えないのです。
では、【子供を増やそう】ではなくて、子供が増えなくても運営できる国家をつくるべきではないの?
国をスリム化する。例えば国会議員の数。国民人口が減るなら議員数も減らしてよいのではないですか?
だってアメリカは日本の2.5倍の人口なのに、国会議員は日本より少ない。
しかも日本の議員報酬はアメリカより高いのです。
議員の数を減らして無駄な税金を削除するなど、アップデイトできることはいろいろあると思うのだけれど…。
関連記事
この記事の番組情報
