
「とにかくしたくない言い訳、バカげた言い訳」自民の消費減税見送りに識者
寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が5月9日に放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と、消費税減税について意見を交わした。
なにバカなことを言ってんだ
政府・自民党は、物価高やアメリカの関税措置を受けた経済対策として消費税の減税を実施しない方針を固めました。社会保障の代替財源を見つけるのが困難な上、物価高対策として適当でないと判断しています。消費税率の引き下げは高所得者により多く恩恵が及ぶ上、実施には一定の期間が必要となるため、目先の物価高に苦しむ低所得者への配慮が求められる対策にはそぐわないとの指摘も出ていました。内藤さん、これはどうご覧になりますか?
内藤「ほらね」
寺島「ほらね…はい」
内藤「消費減税を彼らはやるつもりないんですよ、最初から。だいたい、「高所得者に恩恵が及ぶ」って、なんでそれがいけないんですか?いっぱい税金を払ってる人はいっぱい戻って来る。いいでしょ、それは。なんでいけないの」
寺島「それを目くじら立てて」
内藤「それで「値札を付け替えるのが大変だ」とかよく言うんですが、なにバカなことを言ってんだと。例えば生鮮食品、野菜だの果物だの肉だの魚なんて毎日値札変わってますよ」
寺島「そうですね。当たり前のように変えてるわけですよね」
内藤「とにかくしたくない言い訳で、子供でも言わないようなバカげた言い訳をして。選挙になって自分は落ちそうだからとってつけたようにできっこないと思って「減税」という、「減税しぐさ」をする自民の候補者がいっぱい出てます。だからこれは、全くやる気がないということが明らかになったという話ですよ」
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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