スポーツ選手と結婚する方法【アーカイブの森 探訪記#49】

6月はジューンブライドの季節。
そこで、過去に放送された結婚にまつわる企画をご紹介したい。

1987年（昭和62年）、「吉田照美のやる気MANMAN」内で
「まだ間に合う！スポーツ選手と結婚する方法」という企画が行われた。
内容は、過去にプロスポーツ選手と結婚した人の特徴を分析していくといったものだ。

スポーツマンは爽やかで真面目なイメージがあるし、
プロスポーツのスター選手ともなれば経済的にもリッチだろうから、
結婚したい職業として憧れるのも頷ける。

確かにそんなスター選手とどう出会えばいいのか、
どういう行動や職業がより距離を縮めやすいのかは気になるところだ。

とはいえ、当時のプロスポーツのジャンルや規模は現代ほどではなかっただろうし、
海外で活躍するような選手もほとんどいなかっただろうから、
憧れの何不自由ない暮らしが出来るスター選手は限られていただろう。

自分はプロ野球が好きなので、よくプロ野球選手のドキュメント番組などを見るが、
スポーツ選手の奥様は華やかな一面もあれば、いろいろな苦労があるようにも思える。

もし旦那様がケガをしたら、年俸が低くなったら、結果を残せなくてクビになったら、
短い選手寿命が終わって引退したら、という不安は常にあるし、
パートナーが不調の時には精神的に支えなくてはいけない。

別のチームに移籍する場合は、家族全員で引越しをしたりと、
環境の変化にも対応しなくてはいけなくなる。
そういう意味では、プロスポーツ選手との結婚は
華やかさの裏にある苦労を覚悟しなくてはいけないのかもしれない。

だが、憧れの職業の人とお近づきになりたいという気持ちはどの時代でも共通する部分はあるし、自分もとても共感できるので、現代版の「スポーツ選手と結婚する方法」があるのであれば、ぜひとも聞いてみたいものである。

執筆：原田隊員