
【お天気気象転結】早すぎる猛暑 明後日は都議会議員選挙
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼6月20日配信号 担当
伊藤佳子
今週は「危険な暑さ」が続き、この時期としては早過ぎる猛暑となりましたね。
6月17日(火)には、甲府市で38.2度、高崎市で37.7度など体温を超える暑さとなり、私は36.8度まで上がった八王子を取材しましたが、真夏並みの日差しが照り付け日なたでは呼吸も苦しくなるぐらい。高齢者は外を歩くだけで「危険」だと実感しましたが、
この日は、全国で高齢女性4人が熱中症の疑いで亡くなりました。
▲八王子駅のデッキで街頭インタビュー
明日は夏至。1年で昼間が最も長い日です。梅雨の期間中なので、昼間の長さを実感しにくいことが多いのですが、今年は梅雨の晴れ間となりそうです。
「梅雨明け」したのでは…と聞かれることが多いのですが、この週末に梅雨前線が北日本付近へのびて停滞する見込みです。但し、関東の予報はしばらく晴れが続きそう。(既に梅雨明け?…はないよね??)
そして 明後日22日は「都議会議員選挙」です。
有権者に投票の際、何を参考にするのか街頭で聞いてみると、20代~60代で「SNS」を挙げる人がかなり多かったです。
「SNSで見て、誤情報もあるので、候補者のサイトも見る」「HPのぞいて駅前の演説をのぞく」「表向きというより素の人間性を知りたいので、候補者がアップした動画を見る」その他、新聞広報を見る、ポスターも見るという人もいました。
4年に一度の都議選、6月下旬から7月上旬に行われるので、だいたい梅雨の最中。
前回2021年は「雨」で投票率は42.39%(コロナ禍、自民は第1党を奪還)
その前2017年は「曇り」で51.28%(都民ファーストが圧勝、自民大敗)
2013年も「曇り」で43.50%(自民第1党に返り咲き、民主党大敗)
2009年は「曇りのち晴れ」で54.49%(民主党が初の都議会第1党に)
天気が投票率に関係するとも言われますが、これを見ると、あんまり関係ない。その時に大きな争点があるかどうかという感じですね。
前回の都議選はおよそ3割が「期日前投票」でした。既に投票をすませた方もいらっしゃるでしょう。
明日土曜まで期日前投票ができます。
都民の皆さま、投票に行きましょう!
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子
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