
古古古米はニワトリの餌は誤り!飼料用は5年以上経過した古古古古古米から。水谷アナ「こういうファクトチェックは大切」
7月2日(水)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、朝日新聞の「(ファクトチェック)放出された「古古古米」はニワトリが一番食べている?」という記事を受けて大竹がコメントした。
朝日新聞によると立憲民主党の原口議員の次のような発言があった。「古古古米はニワトリさんが一番食べているんですよ。人間様は食べていないんですよ」(原口氏が6月7日に自身のXに投稿した佐賀市での参院選関連の集会の動画から。随意契約で放出された備蓄米に触れた後に発言した)
しかし、これは【誤り】なのだ。農林水産省によると、備蓄米は「主食用」として保管され、原則5年の保管期限が過ぎたコメは家畜が食べる飼料用として売却されることが多い。ただ、保管期間が3~4年程度の「古古古米」を含む保管中の備蓄米が飼料用として放出されることはなく、過去に保管中の備蓄米を放出した例はあるが、主食用や加工用だった。
砂山アナ(アシスタント)「この発言に関しては、誤りですよと」
大竹まこと「これ原口さんが言ってるの?そういうふうに」
砂山アナ「原口さんも言ったんですね。その前に国民民主の玉木さんもあと1年経ったら家畜の餌に出すようなものという発言をして、それはそれで批判が出て玉木さんが謝罪をしたという場面もありました」
大竹「原口さんはご自分でこれは謝りだというふうにおっしゃったということですか?」
砂山アナ「これは朝日新聞がファクトチェックをして、これは誤りですよというのを取材とともに書いたということですね。実際に原口さんにもインタビューを申し込んだそうなんですけど、残念ながら、原口さんがけがで入院した関係で今それができていないと」
大竹「そうなんだ。ちょっと意外な感じがしました」
砂山アナ「ちなみにですけど、農林水産省は米価格の高騰を受けて保管期間が3~4年程度の古古古米、21年産の備蓄米も今回放出して、コンビニなどで販売されており、古古古米を含めた保管中の備蓄米が飼料用として放出されることはなく、鶏が1番食べていることはない。一方で、保管期限を5年過ぎた古古古古古米。これはほとんどが鶏の餌など飼料用として売却されているとあります」
大竹「古が何個かついたかでってこと?古が5個。まあ5年前ってことか。それは鳥の餌などの飼料用として売却されていると。ただ古が3つ続いてるのは」
砂山アナ「21年産ですね。これはまだ食用だったり、加工用として放出されたことはあるし、今回備蓄米として、コンビニなどで出回っているのは、こちらということですね」
水谷アナ(パートナー)「あんまり揚げ足を取りたいとは思わないけど、こういうファクトチェックって大切ですよね。こういうのやってくれるとすごくいいと思う」
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