ひとり親家庭の41%が夏休みに1日2食以下 大竹まこと「子ども食堂の主体は民間。行政が政策を。」

ひとり親家庭の41%が夏休みに1日2食以下 大竹まこと「子ども食堂の主体は民間。行政が政策を。」

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8月5日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、物価高の影響を受けてひとり親家庭の41%が夏休みに1日2食以下で過ごしているという、東京新聞の記事を紹介した。

番組で紹介した東京新聞の記事によれば、ひとり親家庭の41%が「夏休み中に子どもが1日2食以下で過ごしている」と答えたことが4日、民間団体の調査で分かった、とある。昨年より7パーセント増えており、子どもが貧血になったり、親が1日1食に減らしたりする家庭もあった。夏休みは給食がなく、光熱費もかかるため、物価高が続く中、食費を切り詰める深刻な状況が浮き彫りになっている。

NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」が7月下旬、ひとり親家庭を対象に調査。全国の約3900人が回答し、7割が小中学生のいる家庭だった。全体のうち38%が「1日2食」、3%が「1日1食」で夏休みを過ごしていると答えた。コメを買えない時が「よくあった」「時々あった」は合わせて66%に上り、昨年の41%より大幅に増えた。

「半額になった菓子パンやカップラーメンでしのいでいる」「育ち盛りの子どもの体重が減っているのが目に見えて分かる」といった声が寄せられており、法人の小森雅子理事長は、「命の危機と言える状況だ。現金やコメの給付など一刻も早く支援してほしい」と訴えた、と記事にはある。

この記事を受けて番組パートナーの小島慶子は、男性のひとり親ももちろん大変だが、女性のひとり親は相対的貧困に陥りやすいため、その貧困に今の物価高の事情が重なると、いかに厳しい状況になっているかということが、記事にも表れていると話した。

フリーライタの武田砂鉄氏は、「1日1食」の家庭が3%もいるという点に着目し、子ども食堂をたくさん作るのも非常に重要だが、この問題にはきちんと政治が入って解消しなければならないと言う。ものすごい暑さで光熱費もかさむなか、今日を明日を生きていくことが困難な人がたくさんいるということを、改めて考えなければならないと述べた。

お笑い芸人の大竹まことは、子ども食堂の主体は民間なので、この現状を行政が把握しているのであれば、ちゃんと政策を打たなければならないと話した。

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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