
昔の東京は本当に暑くなかったのか?
今年の夏は40℃超えを記録する地域が何か所もあった。8月12日「長野智子アップデート(文化放送)」では、元日刊スポーツ編集局長の久保勇人が昔の東京は今のように暑くなかったのかを調べてきた。
長野「昔はどうだったんですか?」
久保「8月5日に群馬の伊勢崎市で41.8℃を記録。これが今、歴代最高気温のランキング1位になったわけですけど、ランキング表を見ると、トップ5が全部今年の記録になっちゃってるんです。そこで昔は涼しかったっていうけど実際はどうだったのか、温暖化ってどれくらい進んでいるのか調べてみました」
長野「夏休みの自由研究にぴったりですね」
久保「全国津々浦々、記録は残っていますが、今回は東京を調べてきました。今年7月の平均気温は28.4℃でした。8月も現時点で29℃超です。猛暑日は7~8月で既に13日になっています。それでは100年前の1925年大正14年はどうだったのかというと、7月の平均気温は23.2℃です。8月は25.7℃。最高気温が8月に記録した33.6℃でした。猛暑日はゼロの年だったんですね」
長野「つまり35℃以上はゼロ」
久保「80年前、終戦の年の1945年ですが、この年は7月の平均気温が22℃、8月の平均気温が26.7℃、最高気温が8月に記録した34℃でした」
長野「終戦の年の8月は34℃」
久保「しかし猛暑日はゼロでした。それでは長野さんがお生まれになった1962年はどうだったのか、この年の今日、8月12日の東京の最高気温は32.6℃、最低が22.9℃。この年の夏は猛暑日が5日もあって非常に暑い夏だったみたいです」
番組では他にも久保勇人が昔の東京の気温のデータを発表しています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。番組の「ニュースアップデート」のコーナーでお伝えしています。
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