「スーパー安全地帯」をつくる…国際災害レスキューナース辻直美さんが語る「地震への備え」

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。

今週は、国際災害レスキューナースの辻直美さんに「地震への備え スーパー安全地帯をつくる」というテーマでお話しいただきました
辻さんは、2018年の「大阪北部地震」で震度6弱の揺れにもかかわらず、ご自宅は調味料のボトルが4本倒れただけで被害なし、という「地震に強い部屋づくり」をされています。

Qまず何をすればよいのか?
Aスーパー安全地帯をつくること。全部片づけろとは言わないけれど、ここは大丈夫!という場所を作って、そこに逃げる練習をしてみること。

Q例えばどこがス-パー安全地帯になるのか?
Aリビングのダイニングテーブルの下になることが多い。しかし、今の時期なら梅酒の瓶などモノが置いてあって入れない可能性もある。
子どもや高齢者のいる家庭などでは、カメラで家の中の写真を撮ってみては?カメラは如実に事実を映し出す。写真をテレビにつないで大きな画面で家族みんなで見てみたら?
スイートスポットがみつかるかもしれないし、片づけようという気持ちになる。


尚、少し前には「トイレ」が安全地帯のように言われていましたが、扉の前にモノが倒れてきて閉じ込められて出られなくなる可能性もあるそうです。
すぐに外に飛び出すというより、まずは「スーパー安全地帯」に逃げ込んで、ケガをしないように身の安全をはかることがお勧めだそうです。

聞き逃した方は「防災アワー」radikoでぜひお聞きください。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子
 

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