【イベントレポート】大切な人と、大切なことについて、話しておこう。「田村淳のNewsCLUB 話しておこう 心のこり」公開収録イベントを開催

【イベントレポート】大切な人と、大切なことについて、話しておこう。「田村淳のNewsCLUB 話しておこう 心のこり」公開収録イベントを開催

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文化放送は、8月7日(木)に公開収録イベント「田村淳のNewsCLUB 話しておこう 心のこり」を、浜松町・文化放送メディアプラスホールにて開催しました。


「人生の心のこり」をテーマに語り合う公録イベント
当イベントには、文化放送『田村淳のNewsCLUB』(毎週土曜日 午後1時00分~2時55分放送)番組パーソナリティで、全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)のフューネラルアンバサダーも務める田村淳と、同番組のアシスタント・砂山 圭大郎アナウンサーが登壇しました。

2020年に他界した母・久仁子さんが自身の葬儀をプロデュースされていたことや、その母との別れをきっかけに、「最期の向き合い方」や「葬儀の在り方」などについて改めて考え直すようになったという田村。
今回のイベントでは「人生の心のこり」をテーマに、来場者への事前アンケートなども紹介しながら、来場者とのトークセッションを通して 、“大切な人と、大切なことにつ いて改めて考える”きっかけとなる場を提供しました。
また、当イベントの観覧は無料で、事前申込による抽選制で60名を招待しました。

田村淳が語る、亡き母の「味噌レシピ」の思い出
オープニングで、このイベントへの思いを語った田村。「僕は普段『心のこり展』というイベントを開催しているのですが、他人の心のこりに触れることで、『じゃあ、自分の人生では心のこりのないように生きていこう』と思うようになる。誰かの心のこりが誰かの心のこりを救うことになればいいなと思います」と語りました。

イベントでは、来場者からのアンケートで寄せられた「成人式、振袖はいらないと言って、バイトをしていた」「人生で唯一もらったラブレターに対して自分の気持ちを返せなかった」「長年の友人とケンカをして疎遠になったしまった」などの“心のこり”についてトーク。
「地元の甘味処の味が忘れられない」という心のこりに端を発した話では、田村が「うちの母ちゃんは 味噌を手作りしてて、すごく美味しいんです。母ちゃん癌だと分かったときに、『こんなときになんだけど、味噌のレシピを教えてくれない?』と言ったら、『教えない。あんたはすぐ商売にするから』と(笑)。だけど、母ちゃんが死んだ後に、うちの奥さんにそのレシピが継がれているのが分かって、めっちゃ嬉しかったんです」と思い出を語りました。

田村淳「今日得た『種』を、花が咲くようにしてほしい」
イベント終盤で、「遺書っていうのは死んだ後に読んでもらわなくてもよくて、自分が生きている間に思いを伝えてもいい。うちの母ちゃんも死ぬ前に震える手で『母ちゃん、父ちゃんを成長させてくれてありがとう』と(書いてくれた)。そういうふうにテキストでもいいし、写真や動画でも残してくれたら嬉しいですよね」と語った田村。

エンディングでは、「こういう形で自分の心のこりをみんなで話し合うこと が広まると、自分の死生観にもつながっていくと思います。今日話して得た ヒントというか『種』みたいなものを、ぜひ自分の身の回りで水をやって、花が咲くようにしてほしいですね」と締めくくりました。

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