
「TKB48」を実現するために「避難生活支援ネットワーク」EDAN(イーダン)発足
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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。
今週は、災害関連死ゼロをめざして9月1日に発足した日本初の民間主導の支援組織「避難生活支援ネットワーク」EDAN(イーダン)をご紹介しました。
以前この番組でもご紹介しましたが「TKB48」という言葉、どういう意味かお分かりになりますか?
発災から48時間以内にT(トイレ)・K(キッチン)・B(ベッド)を避難所に届けて、被災者が安心して避難生活を送れるようにしましょうという目標です。
これを実現するための避難生活支援に特化した支援組織です。
Tはトイレ…
Kはキッチン…
Bはベッド…
お手本にされるのがイタリアですが、イタリアでは国家機関が備蓄から手配、避難所設営まで担っています。
発起人のフィリップモリスジャパンが資金面で支援し、NPO法人JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)が統括にあたり、ピースボート災害支援センターが事務局を担い、避難生活の支援をこれまでも行ってきた4つの団体が加盟します。
TKBを平時から備蓄し、災害時に迅速に被災地に届けることを目指すということです。
詳しくは今日の「防災アワー」radikoでぜひお聞きください。
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子
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