大竹まこと「問題を放っておいて次の首相を選ぶのか」

大竹まこと「問題を放っておいて次の首相を選ぶのか」

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9月9日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、物価高の道筋を付けられず、最重要課題の賃上げも不十分。掲げた現金給付も不透明なまま石破首相が辞任することになったという東京新聞の記事を紹介した。

番組で紹介した東京新聞の記事によると、長引く物価高への対策を最重要課題に掲げた石破茂首相は、明確な道筋を付けられないまま政権を去ることになった。次期首相は厳しい財政状況の中で、減税に向けた野党との協議や賃上げの継続など、積み残された課題への対応を迫られることになる、とある。

また石破氏は7日の退陣表明会見で賃上げの必要性を強調し、「賃上げこそが成長戦略の要」と掲げた石破氏だが、大企業を中心に賃金は上昇しているものの、中小・零細企業への波及は道半ばにある。物価の上昇に賃上げが追いつかず、実質賃金は伸び悩む。

政府は2020年代に最低賃金(時給)を全国平均で1500円にすることを目標にすえた。今月公表された47都道府県の2025年度改定額は現在より66円(6.3%)増で過去最高の1121円。だが、政府目標の達成には単純計算で2025年度から毎年度、平均7.3%の引き上げが必要で、さらなる底上げが求められる、と記事にはある。

この記事を受けてお笑い芸人の大竹まことは、今はテレビ等で、誰が次の総理大臣になるのかということが話題の中心となっているように思える。今まで政権与党が何をしてきて、何故石破政権がダメで、何で石破首相が辞めざるを得なかったのかを知りたくて新聞を読んでも、例えば物価高の道筋が付けられずという見出しもあれば、裏金議員に弱腰だったという説もあるし、米の価格の安定が道なかばだという記事もある。これらの記事を読んでも、石破政権がやり残した事という印象を受けるよりも、この問題をどうするのか、自民党の議員たちはこの問題を放っておいて新総裁を選ぶつもりなのかと思う、と話した。

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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