
JAXAの探査機「はやぶさ2」が採取した小惑星リュウグウから新事実!
野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週月~金曜9時~13時)。9月11日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、邦丸アナとパートナーで俳優の内藤剛志が、JAXAの探査機『はやぶさ2』が採取した小惑星リュウグウの砂から、新たな事実が判明したというニュースについて意見を交わした。
野村邦丸アナ「小惑星リュウグウの元となった天体……これ『母天体(ぼてんたい)』というんですが、45億年以上前に誕生した後、10億年以上の間、氷があったという分析結果を東京大学などのチームがイギリスの科学雑誌『ネイチャー』に発表しました。探査機の『はやぶさ2』が採取したリュウグウの砂を調べたもので、この母天体にはこれまでの推定より2倍から3倍多く水があった可能性があるとして、地球の一部になった小天体もこの母天体と同様の特徴を持つと考えられるということです……よくこういうのを調べるなあと思うんですよ」
内藤剛志「すごいですよね、砂からいろんなことが分かるんでしょう? 10億年以上水があったけど、今は無いということですよね。だからその後もずっとあり続けたらもしかしたらやっぱり生命が誕生してたってことになるんですかね?」
邦丸「生命がそこにあったかもしれないという痕跡ですよね」
内藤「面白いですね~、すごいなぁ」
邦丸「おそらく採取したサンプルって世界の色んな研究機関にも提供されています。そのうち誰かしらから『あっ、見つけた!!』っていう報告が出てくるかもしれません」
内藤「可能性がありますよねえ」
邦丸「ちなみにJAXAによって打ち上げられた『はやぶさ1』も『はやぶさ2』も、私が住んでいる神奈川県の相模原市で作ってましたから。『JAXA相模原キャンパス』っていう名前なんですが、朝早く出て行くんですよ、『はやぶさ』。完成した機体がトラックに積まれて。それをJAXAの職員が手を振って『いってらっしゃい!』ってやるんです。その光景をまた、相模原市民が見に行くという(笑)」
内藤「何年もかけて宇宙を旅する機体に『いってらっしゃい!』って送り出す。いいですね!」
邦丸「いいですよ。『いってらっしゃい!』ってね。ちなみに、JAXA相模原キャンパスの真ん前には相模原市立博物館があります」
内藤「最後は邦丸さんの『地元自慢』になりましたね(笑)」
「くにまる食堂」は平日朝9~13時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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