
TKB48…トイレ・キッチン・ベッドを避難所に迅速に届け、災害関連死ゼロを目指す!
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。
きょうの「防災アワー」
災害関連死ゼロを目指して、避難生活に特化した支援組織「避難生活支援ネットワーク」EDAN(イーダン)発足発表会に展示されていたT(トイレ)K(キッチン)B(ベッド)についてご紹介しました。
T(トイレ)こちらはトイレトレーラー、断水したときも使うことができ、4つの個室があり様式便座が置かれ、太陽光充電機能も備えています。
これを自治体が購入して、他の地域が被災した場合には応援派遣を行い、自治体間で助け合う仕組みになっています。
備蓄トイレ「ラップポン」という排泄物と匂い、汚れをラップで包むように自動で密閉する「自動ラップ式トイレ」も展示されていました。
K(キッチン)はキッチンカー「フーバー(FOODBOUR)」、移動型無人コミュニティフリッジ、平時にはイベントなどでも活躍します。
冷蔵庫や冷凍庫、シンクなども装備しています。災害時に出動して温かい食事を届けます。能登にも出動していました。
B(ベッド)は直接床に横たわるより体の負担を軽くするし、床の埃を吸い込まないので、感染症のリスクも減らします。立ち上がるのも楽です。
段ボールベッドの下(中)には、さらに荷物を入れられるように段ボールの引き出しもあります。
高さ2mある間仕切りも展示されていました。家族単位で空間を仕切ることで、プライバシーを守り、感染症拡大を防ぎます。
聞き逃した方は「防災アワー」radikoでぜひお聞きください。
気象予報士・防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子