
新政権に残された宿題とは……。石破氏退陣で米と関税交渉の赤沢氏も退陣に。大竹「この交渉だけは俺がやるっていってもいいと思うんだけど」
9月17日(水)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、毎日新聞の「対日車関税15%発効 残る不安、新政権に宿題」を取り上げ、大竹まことがコメントした。
砂山アナ(アシスタント)「帯域の自動車関税が15%に引き下げられましたが、石破総理の退任で新政権に宿題が残っています。特に気になるのが対米投資81兆円です」
記事によると、9月8日日米で合意した投資に関する覚書によれば、対米投資案件は投資委員会というところで、吟味する。委員はアメリカ側の関係者のみで構成され、議長は日米構想を指導してきたラトニック商務長官が務める。日本が参加できるのはこの投資委員会に先立つ協議委員会のみ。覚書には、「アメリカ大統領は投資委員会により推薦された中から投資先を選定する」とあり、最終的にはアメリカ大統領が是非を判断する。さらに日本が資金提供しない場合にはアメリカが関税を引き上げることも明記された。日本による投資なのにアメリカ主導で決まるかのように解釈でき、11日の予算委員会でも「令和の不平等覚書だ」と批判が相次いだ。
交渉を担ってきた赤沢氏は「日本の利益になるもの以外関わりようがないと判断。問題があれば指摘する」とし日本政府関係者が参加する協議委員会が歯止めになると説明した。
砂山アナ「一手に交渉を担ってきた赤沢さんが、石破総理の退陣とともにどうやら変わるということみたいですね」
政府内には対米交渉の全てを知っている赤沢氏を交代させて大丈夫なのかと不安視する声もあり、赤沢氏は10日の民放番組で「後任にもきちんと引き継ぐ。日本政府は約束を守る」と述べ、すでに交代する見通しであることをラトニック氏に伝えたと分かりました。
大竹まこと「交渉の内容は見えなかったけど、赤沢氏が何回もアメリカに行って、一生懸命交渉していた。ところに、石破さんの対人があって赤沢さんも交代する。ご本人も交代するんだって、言ってるけど、ある程度この交渉だけは俺がやるっていってもいいと思うんだけどね。完結するまで俺にやらせてくれっていうのが筋だと思うんだけど、赤沢さんは、「私も変わる。後にちゃんと引き継ぐから」といってるんだけど、「今でまだはっきりしてない。どういう投資になるかもわかってない。この状況で返す返すも日本はここで総裁選をやったわけだけど、ずいぶんとタイムラグは大きいんじゃないかなって思うんですけど」
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