
「1~2億円持ってる人が中間層」日本に押し寄せる中国人富裕層に大竹まことビックリ
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)。 9月19日の放送は、著書『潤日(ルンリィー): 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』が大きな話題になっている、中国・東南アジア専門ジャーナリストの舛友雄大氏を招き、金曜パートナーの壇蜜とともに本の内容について伺った。
目次
大竹「今回のご本は、“潤う日”?」
舛友「そうですね。漢字的にはそうですね」
大竹「それで“ルンリィー”っていう?」
舛友「そうなんです。初めて聞いた方はわからないと思うんですけど、どういう意味かといいますと、一言で言うと日本に脱出してくる中国人という意味になります」
大竹「なるほど」
舛友「この“ルン”は日本語で“潤う”という漢字」
壇蜜「潤沢の“潤”だ」
舛友「そうですね。中国でも同じような意味なんですが発音が“ルン”と言いまして、これが英語の“Run”、逃げるとか走るとかの“ラン”と同じことからダブルミーニングになって、脱出するとか海外でよりよい生活をするということを意味する隠語みたいになったと。2020年の上海ロックダウンをきっかけに中国国内で一気に流行語になったという経緯があります」
大竹「上海ってコロナ?」
舛友「そうです。あの上海ロックダウンですね。全く身動きがとれなくなった状況があったんですけど、それが皆さんショックで、トラウマみたいな感じだったんですね。ですので、今、世界各国に逃げ出しているという状況です。ちなみに潤日(ルンリィー)のリィーは“リーベン”、日本という意味になります」
大竹「ああ、なるほど。そういう意味なんだ」
壇蜜「中国のリッチな方々ってなんであんなリッチなんですか?」
舛友「都市部に住んでる方はマンションを持ってたりすると、ここ10年、20年で資産価格が上昇したので、そんなに働かなくても資産価格がどんどん上がったというのが大きいですね」
大竹「いや、でもそれは一般の話じゃないですか。でも、ここ日本に来る人たちは、桁違いじゃないですか。それは中国の経済の中で富裕層がたくさん生まれてるっていうことですよね」
舛友「そうですね。お金持ちといっても、いくつか層に分かれるかなと思ってまして、1億円、2億円とか持ってる人が中間層ぐらいかなと」
壇蜜「それで中間層なんですか?」
舛友「はい、日本の感覚とちょっと違いますけど。それより上のアッパーミドルは例えばこの辺りのタワマンとかに住んでるような人たちですね。で、もっと上があって、それが超富裕層の人たちですね。こういう人たちは低層マンションとかに住んでたりするんですけど、中国で起業して成功したような人たちですね。ジャック・マーさんとか、いい例だと思います」
大竹「でも、本に出てくるけど、タワマンの一番上に住むぐらいならいいけど、もう「一棟買い」みたいな、そういう話も聞くよね。それが東京のマンション高騰の原因の一つにもなってて、なんか日本では男女で稼ぐ人たちも、もう手が出せないぐらいになっちゃったみたいな話聞くけど」
壇蜜「あと、マンションだけじゃなくて一軒家もね」
舛友「そうですね。一軒家も人気です。今、在日中国人の新・三種の神器というのがあって、そのうちの一つが今、一軒家になってるんです。ちなみに残りの2つは永住権とアルファード。高級車のアルファードも人気という感じです」
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