
「今日は“怒り”です」落語家・春風亭一蔵が国立演芸場の長引く閉場に物申す
落語家の春風亭一蔵がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂フライデー ~どうした!?一蔵!』(文化放送・金曜日9〜13時) 9月26日の放送では、パートナーの水谷加奈アナウンサーとともに、今気になるニュースについてトークを繰り広げた。
水谷「一蔵さんが気になったニュースは何でしょうか?」
一蔵「私はもう、今日は“怒り”です」
水谷「どうしました?」
一蔵「共同通信の記事で『国立劇場、33年度再開目指す 入札不調、建て替え巡り文化庁』というニュースなんですが、建て替えが難航している」
水谷「33年度?」
一蔵「国立劇場の隣に、国立演芸場という我々が出る寄席があったんですけど、私が真打になったのは今から3年前なんですよ。その翌年から改修に入って7年で新しくなるっていう構想だったんですが、それが遅れに遅れて33年度! 今から8年後ですからね。これね、何が困っちゃうかって、今、真打ち披露やってますよね。そこで5日間が国立演芸場の興行なんですが、本来は50日なのよ、この国立演芸場があったときは」
水谷「はい」
一蔵「私の時は50日の興行を打てて、それでお客さんをいっぱい入れてっていう思いがあって50日間披露目ができたのに、今、45日間しかできない。プラス、どこでやるかわかんない。決まってないんですよ。例えば民間のホールがどこを連チャンで抑えられるかわからないから。今回は深川江戸資料館が取れたので、深川でやるんですけど、もうとにかく早く再開してほしい。で、こうなることって、役人さんは想定してねーの? とか思うんです。いろいろ建築費が高騰したり、人材が不足していたり、この予算ではできないかもしれないとか揉めに揉めてここまで長くなってるのなら、こうなるかもしれないという想定をしてなかったのかよって思っちゃうんです。いろんな大人が話し合いをして予算組んでるわけでしょ? それが、もしかしたら高くなっていくかもとか考えられないの?」
水谷「しかも国立劇場ですからね」
一蔵「そう。僕みたいな人間がいうのはなんですけども、バカじゃねえのって思っちゃうんで。本当に何とかしてほしいですね」
このあとは、もう一つ別の“怒り”のニュース。一蔵師匠が友人から怒りの電話をもらった理由とは? トークの続きはradikoのタイムフリー機能でお確かめください。
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