
AI兵器の登場で本当に怖いのは……「ロボットと実戦配備された人間が戦うみたいなとんでもないことに」
9月26日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)は朝日新聞の「AI軍事利用に各国が規制要求、米は「完全拒否」 国連安保理で議論」を取り上げ、大竹まことと青木理がコメントした。
目次
国連安全保障理事会は24日、AI(人工知能)と平和、安全保障をテーマに会合を開いた。軍事目的や情報操作でのAI利用に多くの国から強い懸念が示され、規制を求める声も相次いだ。これに対し、民間のAI開発で先行する米国は国連などの規制を「拒否する」と表明した。
大竹まこと「これ推し進めて考えるとAI兵器、ロボットが兵器になるとするよね。僕が見たのは犬型のロボットだけど、背中に機関銃背負ってて、バンバン撃ってくみたいな」
壇蜜(パートナー)「ありましたね。見ました」
大竹「これが進むとこういうロボットと実戦配備された人間が戦うみたいなとんでもないことに」
壇蜜「そう。でドローンが飛んできて」
大竹「そうそう」
青木理「だから世界で言われてるのは、要するにAI兵器はおそらく戦争の形を一変させる。火薬の発明と核兵器の登場と同じかそれ以上くらいの多分インパクトを与えるんじゃないかと言われてて、特に1番危惧されているのが大竹さんおっしゃったように人に指示されないで独自にAIが判断して敵を攻撃する自立型致死兵器システム。というのが出てくると、要するに金持ってる方は強い方はまさにそういう自立で勝手に判断するような兵器をどんどん投入する」
大竹「何百台壊れたって、どうってことないもんね」
壇蜜「すぐ次って」
大竹「次を作ればいいんだと」
壇蜜「そのうちAI VS AIの代理戦争になっちゃったり」
青木理「まだAI VS AIだったらまだマシかもしれないですよね。だから大竹さん言ったようにやられる方は生身の人間で、やる方はロボットでということになってくる」
大竹「そうなると、国の格差がまた大きくなる」
青木理「だから、それこそガザの状況なんか見てるとガザにはどうやらもう本当にAI兵器が投入されているらしいですからね」
壇蜜「もうできちゃってるんですね」
青木理「だから今まさにどうやって制御するのかというあたりなので本当は国連あたりできちんと議論すべき話だと思うんですけどね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。
関連記事
この記事の番組情報
