
鈴木エイト「山上徹也被告の情状証人が全員されたのは大きい」
2022年7月に発生した安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告の裁判員裁判が10月28日から始まる。10月21日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」は、旧統一教会の問題に詳しいジャーナリストの鈴木エイトにこの裁判について聞いた。
大竹「新しい情報が入ったそうですね」
エイト「一週間後から山上徹也被告の公判が始まるということで今日の午前、第9回公判前整理手続きが行われていたんですけど、弁護側が申請していた山上徹也被告の成育歴などを述べる情状証人が全員採用されたという情報が入ってきました。これは結構大きなニュースです」
大竹「情状証人っていうのは、どんな方がなるんですか?」
エイト「まず親族、お母さんと兄弟。あと山上被告に接見していた宗教社会学者がお1人、あと旧統一教会の問題に取り組む弁護士がお2人と聞いているので、恐らくその全員が採用されたんじゃないかと思います」
大竹「裁判所が承認したっていうことですか?」
エイト「弁護側は成育歴をちゃんと裁判所で提示したいということで申請していたんですけれども、検察側が必要ないということで否定していたんです。ですので裁判所がどのように判断するのかっていうところが注目されていたんです」
小島慶子「これが認められたということは、成育歴について証人たちが様々な証言を行うことが裁判において必要であると見なされたということですか?」
エイト「裁判って法廷で提示されたものから判断するので、そこで彼の成育歴、統一教会でどういう被害があったかとか、家庭がどういう状況であったか、兄弟との関係が動機面でどのように影響しているのかなどをちゃんと審理されるということになりますよね」
この他にも番組では鈴木エイトが山上徹也被告の裁判についても語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
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