マシンガンズが「お笑いにお金が払われにくい理由」を考える
お笑いコンビ・マシンガンズがパーソナリティを務める『マシンガンズの働きタイミー』(文化放送・火曜21時30分~22時)。10月28日の放送では、「お笑いにお金を出しにくい理由」について、マシンガンズの二人が語り合った。
普段あまり映画館に行くことはないという西堀。
映像のサブスクにも登録しているが、連続ドラマもイマイチ楽しめていないという。
西堀「サブスクだと、映画館みたいに『金を払ってて2時間あるぞ』っていう気合が入らないの。みんながイイって言ってる作品にも、イマイチ乗り切れないんだよね。だから金を払ってる方がいいことっていうのもあると思うんだよ」
滝沢「俺もゴミ関係の公演とか、同じ内容でも有料の方がみんなメモってるもんな」
西堀「タダよりお金取った方が、客が入る場合もあるって言うしね」
この話題を受けて、滝沢は「お笑いを含めたエンタメって安すぎないか? もっとお金を取ってもいいのでは?」と主張。
しかしこの声は、西堀に一蹴されてしまう。
西堀「例えばさ、お笑い芸人が空中ブランコのひとつでもやってくれれば(お客さんも)金が払えるじゃない? それは(お客さんにとって)自分は完璧に出来ないことだから。絶対に俺より大谷翔平の方が打つ。でもお笑いって、すごいって思いにくくない? 棒高跳びは高く飛ぶし、歌舞伎は顔塗るだけでも時間かかるとか、子どもの頃からやってるな~とか思うけど……お笑いって『なんてことない風に』見せてるじゃん。本当はすごいことだと俺は思うんだけど」
滝沢「みんなすごい時間使ってるしな」
西堀「でも『さっき考えたんです』って感じで舞台に上がるじゃん。だから見てる方も舐めちゃう。現にいるだろ、『俺の方が面白いけどな』とか『会社の田中の方が面白いけどな』とか言うやつ」
素人目には技術や努力が判断しにくい。
そのため、瞬時に「すごい」と感じにくい。
そのせいで、お笑いには金が出しにくい……。
滝沢「俺らもTHE SECONDで、ネタを用意しないでその場で喋るみたいなことやるからな、舐められるんだよな」
西堀「そう。我々にも責任がある(笑)」
「マシンガンズの働きタイミー」は毎週火曜日午後9時30分~10時00分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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この記事の番組情報
マシンガンズの働きタイミー
火 21:30~22:00
リスナーから寄せられたアルバイトのエピソードを紹介したり、面白いアルバイト経験がある方をゲストに迎えてトークをするなど「バイト」にフォーカスしたトークをお届け…