峰竜太とみんなの信州 11月1日の放送後記

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11月1日の放送では、
『冬の季節から活躍し始める「雪室」』についてご紹介しました。

長野県北信地域振興局企画振興課・主事の、
生井 陽(なまい よう)さん、ありがとうございました。

雪室は、雪の力で冷やす天然の冷蔵庫です。
電気冷蔵庫とは違い、温度を常に一定に保ち、高湿度であるため、
不快臭を抑えたり、糖化を促したりする効果があります。
また、自然エネルギーを効果的に使うため、
環境に優しく、ゼロカーボンにも役立っています。
冷蔵庫がない時代から、疑似的な雪室が地域の文化として
あったそうです。雪が降る前に収穫したものを、蔵に保管しておき、
その蔵が雪に覆われることで雪室が出来上がっていたとのこと。
現在の雪室は、飯山市が平成11年に、山ノ内町が平成26年に雪室を作り、
地域の事業者さんと協力し活用しています。

長野県の最も北に位置する北信地域振興局管内では
飯山市と山ノ内町に1つずつ雪室があります。
飯山市の雪室では、農産物や玄そば、日本酒や漬物が貯蔵されております。
山ノ内町でも玄そばが貯蔵されている他、
リンゴや珈琲豆の試験的な貯蔵も行われています。

長野県の雪室を利用して作られた商品としては、
特産品である蕎麦、リンゴ、野沢菜や日本酒が代表的な商品です。
例えばリンゴで言うと、冷蔵庫で保存するよりもストレスがなく
貯蔵できるため、いわゆる「ボケる」速度を大幅に遅らせることができます。
日本酒は口当たりがまろやかになることや、ニンジンなど根菜類の商品は
甘みが増すというような効果があります。
山ノ内町にある雪室「スノーパル」で熟成された地元の玄そばを使用した
お蕎麦で、「雪まくら蕎麦」という商品です。低温・高湿度環境でそばの実を
寝かせることで乾燥を防ぎ、そばの風味と甘みが増加しているのが特徴です。

飯山市・山ノ内町の道の駅では雪室の商品を販売しています。
加えて、この秋は、雪室で熟成させた食材を使った
メニューの提供も検討中とのこと。
北信地域を訪れる方は、ぜひ、道の駅にお立ち寄りください。
また、長野県のアンテナショップである銀座NAGANOでも
「雪室ミニマルシェ」を11/6(木)~8(土)に開催。
お蕎麦や日本酒、漬物など雪室貯蔵の商品を販売しております。
銀座NAGANOでの「雪室ミニマルシェ」の宣伝用チラシは、
長野市の長野美術専門学校の生徒さんに作成されたそうです。

詳しくは、こちら↓↓
https://www.ginza-nagano.jp/blogs/shop-news/251106-1108yukimuro

今回は、
「蕎麦パスタ・地粉そば・細切りそばの3種類セット」を、
3名様にプレゼントいたします。

感想メールなど、おたよりの宛先は
mine@joqr.net
まで!

そして、次回の放送では、
「銀座NAGANO」で行われた、公開録音の模様をお届け!
「銀座NAGANO店員によるおすすめ商品」をご紹介します。
お楽しみに♪

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この記事の番組情報


峰竜太とみんなの信州

峰竜太とみんなの信州

土 18:15〜18:30

長野県永久観光大使の峰竜太が、長野の魅力を県内外に伝える番組です。 長野は南北に212キロもあり、8つの県と隣り合っている本州のヘソ。 40年以上の芸能人生で…

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