「対策があるならノーベル経済学賞」高市総理、初の国会論戦での注目点は?

「対策があるならノーベル経済学賞」高市総理、初の国会論戦での注目点は?

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11月3日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~8時00分)が放送され、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と国会での代表質問について意見を交わした。

お示しいただけませんかね、野党の皆さん

寺島アナ「国会は連休明けあす4日に高市総理の所信表明演説に対する各党の代表質問が始まり、論戦に入ります。高市政権が重点を置く物価高対策や防衛力強化に関し、野党は財源を含めて具体策を正す考えです。高市総理は10月24日におこなった所信表明で「責任ある積極財政」の方針を打ち出しました。野党が主張する所得税の課税最低ライン「年収の壁」引き上げや「給付付き税額控除」に前向きな姿勢を示します。政府・与党は総合経済対策の策定を進めますが、野党側は「現段階で即効性のある対策がない」と厳しく追及する方針です。高市総理、初めての国会論戦ですが、上念さん、これはどこに注目されてますか?」

上念「野党側は現段階で即効性のある対策をぜひお示しいただくのに期待したいですね。それがあるのにやらないってことでしょう、この言い方だとね。じゃあ、即効性のある対策って何なんですかって感じですよね。まあ、はっきり言ってインフレというのは需要と供給で決まって行きますので、供給力が足らないから今インフレなんですよね。だとすると、即効性のある対策をやろうと思ったら需要めちゃくちゃ削る。利上げと増税みたいな」

寺島「うわあ(笑)」

上念「でもやりすぎると腰折れしてまたデフレに戻るリスクが上がってきちゃうんですよね。なので、あんまりできないんですよ。そうすると供給力を増やすという対策がベストなんですけど。供給力を一朝一夕に増やせる対策があるなら、これノーベル経済学賞ですね」

寺島「1週間後に増やすとかね」

上念「そうです。2時間後に増えますからみたいなことできるんだったら、ノーベル経済学賞を取れると思いますね。なので、ぜひ現段階で即効性のある対策がないと批判するのであれば、お示しいただけませんかね、野党の皆さん」


「おはよう寺ちゃん」は平日朝5時~8時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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