高市首相の日朝首脳会談打診に大竹まこと「(拉致被害者の帰国について)水面下の交渉をあまりやってこなかったという風に聞こえてしまう」
11月4日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、拉致被害者の帰国を求める集会で、高市首相が北朝鮮に日朝首脳会談を打診したという東京新聞の記事を紹介した。
番組で紹介した東京新聞の記事によると、高市早苗首相は3日、東京都内で開かれた拉致被害者の帰国を求める国民大集会で、北朝鮮に金正恩朝鮮労働党総書記との首脳会談開催を打診したと明らかにした。「被害者の命と国家の主権がかかった問題に対し、手段を選ぶつもりはない。既に北朝鮮側には首脳会談をしたい旨を伝えた」と明言。「私の代で何としても突破口を開き、拉致問題を解決したい」と決意を表明した。
歴代内閣は拉致問題の解決を「最重要課題」と位置付け、訪朝も模索したが実現しておらず、北朝鮮側の出方は不透明。日朝首脳会談は2004年、当時の小泉純一郎首相と正恩氏の父・金正日総書記が行ったのが最後となっている。
高市首相は集会で「首脳同士で正面から向き合い、私自らが先頭に立って果敢に行動することで、具体的な成果に結び付けたい」と語った。
北朝鮮に対しては「ご家族が健勝なうちに解決することは、日朝双方が平和と繁栄を享受する未来を描くためにも不可欠だ」と呼びかけた、とある。
この記事に対してお笑い芸人の大竹まことは、個人的な意見であると前置きしたうえで、「(高市早苗首相の発言だと)今まで水面下の交渉をあまりやってこなかったのではないかという風に聞こえてしまう。」と発言した。
番組パートナーの小島慶子は、「拉致被害者の家族が元気なうちに解決するというのは勿論そうするべきだが、仮に家族の方がおなくなりになって、身内の方の数も減ったとしても、過去に日本で拉致被害が起きたという事実に対して、日本の政治を任されている人達は、二度とあってはならないことだと言い続けなければならない。」と述べた。
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