【水谷加奈の劇場型恋愛体質】そんなレベルでいいの?

【水谷加奈の劇場型恋愛体質】そんなレベルでいいの?

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。

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―11月14日(金)配信分―

ニュースで目にしたこのタイトル。
【クマに庭で飼われていた犬が連れ去られる】
……ん?……。
(クマに庭で飼われていた犬…って、クマが犬を庭で飼っていたのか?)
と。いやいやそんなことあるわきゃない。コレ、あまりに誤解を生む文章ですよね。
主語がないし句読点もないので違う意味にとられてしまうのです。正しくは
【庭につながれていた犬がクマに連れ去られる】
とすればよいのかな。案の定、様々なコメントが飛び交いました。
【日本語レベル低すぎ】
【クマよりまず日本語勉強しろ】
【違和感しかない】
など…。

こんなニュースも気になりました。
【外国人入管施設で夏場にエアコンの24時間運転をしていなかった】
これもあやふや。意味が2つ取れるのです。つまり
【24時間ずっと連続で運転していなかった】
のか、
【運転している時間はあったが24時間連続ではなかった】
のか。もちろん事実は後者なのですが、誤解を生みやすいような書き方です。
ま、この手のニュースに関してはわざと?悪意を持って書かれた可能性はありますが…。

いずれにしてもネットニュースだけでなく、
誤字脱字変換ミスはもちろん、あまりに文章がおかしいと思うことがよくあります。
プロの校正が入っていないからなのか。
誇りある職人たちの仕事で成立していた文字の時代はいずこに。

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