流行語大賞 高市首相の「働いて×5」に小島慶子「流行してる？」

番組で紹介した日刊スポーツの記事によると、今年1年を代表する言葉を選ぶ年末恒例「現代用語の基礎知識選　2025 T＆D保険グループ新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞が1日、発表され、年間大賞に、女性初の内閣総理大臣となった高市早苗首相（64）の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります／女性首相」が選ばれた。

高市首相はこの発言について「賛否両論いただきました。私が日本国という国家の国家経営者になるかもしれない立場になった時に言った言葉でございます」と振り返る。「働き方改革。とても大事な時期でございますが」と前置きした上で、「自分も働いて国民の皆さまのために貢献したい、そんな思いがございました、決して多くの国民の皆さまに働きすぎを奨励する意図はございません。誤解のなきようお願いいたします」とあらためて説明した、と記事にはある。

この記事を受けてフリーライタの武田砂鉄氏は、「高市首相は働きすぎを奨励していないと発言しているが、元になった発言をきちんと追いかけると、働いて×5の前に何を言っているかというと、私も（ワークライフバランスを）捨てるから皆さんも捨ててください、という風に言っているので、（今回の受賞の際の発言と）最初に言ったことと変わっていますよ、と言いたい」と発言した。

番組パートナーの小島慶子は、この高市首相の発言がそもそも流行しているのか？という疑問を呈した。そして、流行語大賞というタイトルを変えて、今年の注目語や話題になった言葉というタイトルにしたらどうかとも話した。

お笑い芸人の大竹まことは、「長い間政府がワークライフバランスだと言っていたのに。高市首相に言われなくても、世間の人はもう身を粉にして働いています。それに加えてもっと働けというのか。（高市首相の発言は）しんどいなっていうのが、（多くの人の）本音ではないでしょうか。」と締め括った。

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