縁が重なり竹富島に移住。毎日「本当に幸せ」

縁が重なり竹富島に移住。毎日「本当に幸せ」

Share

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、12月3日の放送に津田塾大学名誉教授で作家の三砂ちづるが出演した。先月、新刊『竹富島に移住して見つけた人生で大切なこと』を発売した三砂が、竹富島の生活、移住するまでの経緯を語った。

大竹まこと「今回の御本は『竹富島に移住して見つけた人生で大切なこと』。65歳、島に家を建てて暮らし始めました、とあります。三砂さんはそれまで、こっち(東京)のほうの大学の先生でいらした」

三砂ちづる「去年3月まで、はい。いま5000円札になった津田梅子がつくった津田塾女子大で教員をしていました。公衆衛生、新型コロナ・パンデミックで有名になった疫学という分野の専門家でして。津田塾は医療系の学校ではないので、そこで健康教育、ヒューマンセクソロジー、国際保健などの科目を教えていました」

大竹「それは東京(小平市)ですよね。竹富島といえば石垣島と比べると?」

三砂「小さいんです。石垣島はけっこう大きくて空港もありますけど。石垣からは(船で)15分ぐらいです」

大竹「暮らしやすいですか?」

三砂「幸せに暮らしています。朝起きると『本当に来てよかったな』と思って。寝るときも幸せで。私、津田塾を結果的に定年前に退職して移住することになって。昔から移住を考えていたわけではなく、ご縁がいくつも重なって。竹富に住めるんじゃない? ということになって、家を建てて住みます、となったのが2022年ぐらい。2023年に家を建てて2024年に引っ越した。ものすごくスムーズで、大きな波に乗せられていたような感じです」

大竹「とても不思議に思います。若いときからその島に行っていて、というならわからなくもないけど」

三砂「大学の教員なので、大学院で研究生活を始めるんです。研究を始めた第1歩が琉球大学で。20代のときに行っていまして。こちらもご縁があって、琉球大学の学部制の部活の八重山芸能研究会に入れてもらって。歌ったり踊ったりしていた。そのとき八重山の芸能、歌にやられてしまった。40年以上前でした。でも竹富島に住む将来が待っているとは思いませんでした」

大竹「どうですか、沖縄は」

三砂「夢の実現というか。いままでいろいろ憧れていたことが回収されて目の前にある、という感じで。竹富島は年間25ぐらい祭事、行事があるところで。それに囲まれて幸せに暮らしています」

大竹「沖縄ブームになって。本島には東京からも移住する人がたくさんいて、土地も高くなって、と聞きます。でも竹富島まではなかなか行きませんよね」

三砂「竹富島は町並み保存地区で。(年間)50万人もの観光客が来る島です。沖縄の原風景と呼ばれる白い砂、青い水、赤瓦が残っているところなんですね。町並み保存されているので、新しく家を建てるならそういう伝統家屋をつくらなければいけない。さらに竹富島憲章というのがありまして。みだりな開発を防ぐため、島の人以外に勝手に売らない、貸さない、とされています」

大竹「それでも家を建てたんでしょう」

三砂「建てたんです。八重山芸能研究会の先輩方が、退職して竹富島に戻っていらして。そういう方たちのご縁で。裏も表もやってくださったので、移住できた、という感じです」

このあとも竹富島生活の様子が語られた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~午後3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


大竹まこと ゴールデンラジオ!

大竹まこと ゴールデンラジオ!

月〜金 11:30~15:00

その他の主な出演者

“面白い”けれど”真剣に”、”くだらない”けれど”正直に”。 …

NOW ON AIR
ページTOPへ