【アナコラム】太田英明「睡眠不足？」

▼12月5日配信号　担当
太田英明アナウンサー

はい、どうも、いつも大変お世話になっております。文化放送の太田英明です。突然ですが、あなたは、睡眠時間、足りていますか。私は、睡眠時間は十分とっているはずなのですが、なんだかいつもとても眠たくて、寝ようと思えば、いくらでも寝られる状態にあります。

私はいつも、夜の7時30分頃帰宅します。その後夕食を摂り、夜の9時頃には、自分の部屋に行き、布団の中に潜り込んで、テレビをつけます。テレビを視るともなしに、眺めていると、知らないうちに、テレビをつけっぱなしにしたまま、11時頃まで、眠ってしまいます。その間は、たいてい夢を見ることが多いのですが、その夢の内容はシュールで、奇想天外なストーリーが多く、なかなか面白いのです。ですから、私は、この2時間ほどの睡眠を、秘かな楽しみにしています。

夜の11時ごろ、一旦目覚めた後は、寝る支度などをして、深夜1時頃、本格的に就寝します。その後、翌朝の5時50分に目覚ましを掛けた時間までが、私のメインの睡眠時間となります。しかし、トイレに行くため、2度、3度と目覚めてしまうことも多く、目覚ましを掛けた5時50分よりも、早く起きてしまうこともあり、「あぁ、良く寝たなぁ。」という感覚はなかなか得られず、睡眠不足の感が否めないのです。

それを補ってくれるのが、私の場合、通勤時間です。私は、会社まで、片道２時間掛けて通う遠距離通勤者です。電車の中で、座れた時は、必ず目をつむり、睡眠時間を補うようにしています。それでも、会社にいると、睡魔に襲われることがあります。そんな時は、いけないと分かっているものの、トイレの中に籠って、10分ないし15分ほどの短い睡眠をとり、眠気を解消します。

こうして積み上げてみると、かなりの睡眠時間を取っているはずなのですが、どうもいつも眠たくて、睡眠不足の感を抱いてしまいます。

ビートたけしさんや明石家さんまさんは、ショートスリーパーとして有名ですが、私はいつもショートスリーパーの人に憧れ、羨ましいと感じています。何だか、この文章を打っている間も、眠たくなってきました。本当に困ったものです。